1. 用語表記の揺れの統一
原規定における用語表記の揺れは, この標準情報(TR)の訳文中では次のとおり統一して表記する。
原語 訳文中での表記
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UA UA
User Agent UA
small caps スモールキャップ
small-caps スモールキャップ
2. 章・節構成
W3Cの規定は, 必ずしもJIS又は標準情報(TR)の様式には整合していないため, 整合化の対応が必要である。しかしTRの読者が原規定を参照する際の便を考慮すると, 章・節構成はなるべく原規定のそれを保存することが望まれる。そこで, 次に示すだけの修正(章・節番号の変更なし)を施して, この標準情報(TR)を構成する。(XMLのTRと同様)
- Authors, "Status of this document", Copyrightなどをまとめて, "まえがき"(目次の前)とする。
- "Abstract"を"0.1 適用範囲"とし, "Terminology"を"0.2 定義"として, それらを"0 一般"の下位構造とする。
- "0 一般"の前に, "序文"を追加する。
- 附属書の後に, "解説"を追加する。
3. その他の翻訳表記上の規則
原規定は, HTML及びCSS1を用いて記述されている。この標準情報(TR)も原則として, 原規定のタグを保存することにしたが, 特に次の点に留意した。
- HTML(SGML)の共通識別子(要素の名前)及び属性(attribute)の名前, 並びにCSSで定義した特性(property)の名前は, 引用符を用いた原規定の表記をそのまま保存する。
- JISの様式に合わせて, 図に連続番号を付ける。
- 原規定における<pre>タグを使った図は, 翻訳すると漢字フォントのメトリクスによって不揃いが生じるため, ビットマップ画像の図に置き換える。
- 標準情報(TR)をハードコピーとして出版する際のページ境界をJISの様式に合わせるため, まえがき, 目次, 本体, 附属書, 解説を別ファイルとし, それに従ってファイルをまたぐハイパリンクのリンク先アドレスを変更する。