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B.3 活動内容
B.3.2 XML化情報検索プロトコル
次のような議論の後, ZINGに対する拡張要求をまとめ, ZINGの検討を行っているLibrary of Congressに提出した。
- ISO/TC46への提案よりも, ZINGへの提案活動を優先させる。
- SRW, CQL, ZeeRex が主流。これらの日本語環境での課題(特に実装における)を抽出する。
- YAZでも, SRWはOK。(もちろんz39.50はOK。)
- Open Archive Initiative (OAI): ポータルとサーバの間, ハーベスティングプロトコル
- 課金: レコード数とセションタイム, そのためにSOAP headerをSRWに導入することを検討中。
- SOAP: RPCからのXML環境への移行。SOAP1.2よりSOAP1.1の方がXML構文に近い。しかし, Infosetで記述するため(DTDはない), XML以外の構文にも対応可能。
- RFC2965: HTTPをStatefullにするための機構。
- SRW service: queryのTypeに, xsi:imageを追加。画像そのもの及び画像のlocationを追加する
- SRW SOAPメッセージ: Entity記述の必要性を明らかにする(なぜ必要であるかをclarifyせよとの要求)。
- CQL: proxのunitにcharacterを追加する。characterの定義は問題であるが, word単位より小さい単位が必要であることは明白。
- syntaxでは確定できないwordがあることを, ZINGグループに提起する必要がある。その問題提起の後に, いくつかの解決案も提示することが望まれる。
- XMLにおける多言語化の問題: ZINGにおいてもそのまま引き継がれている。その問題(utf8とのマッピングの非可逆)があることをZINGグループに伝える必要はある。
- Editorial comments: resultSetID, resultSetName, resultSetの揺れは, いずれも同じものを指すと思われる。同様のconfusionがかなりある。
- OpenURL: URLの方法で情報アクセスするためのCGIのかきかた。
- 異体字の揺れ, カタカナ表記の揺れ等はCQLの範囲外とする。
- REST: 重たいSOAPへの一つの対案として有効。
- CQLと非ヨーロッパ書法の検討: paternではなく, proxyでの解決とする。提案文書の様式にする。
関連技術の調査研究結果は, 次の資料としてまとめた。
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