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3. OITDA/F-Project

3.1 活動概要



光ディスクをコンピュータシステムに依存せず, 使用可能にしてシステム間のデータ交換をさらに容易にかつ高機能にするための互換性に係わる研究開発を行う。つまり光ディスクを扱うシステムの方式, システム環境に独立に, 記録データを多様なアプリケーションの要求を充足しつつ確保するために必要な次の研究開発を行い, その成果を国際標準化(国内標準化も含む)する。

(1) 光ディスクの論理構造に係わる相互運用性を実現するために必要なボリューム/ファイル構造の適合性試験についての調査研究を行い, 既に国際的に行われている議論との整合をとりながら試験データを検討し, 互換性テストツールを作成して, 適合性試験環境の充実を図る。

(2) ボリューム/ファイル構造をさらに便利に利用するためのサポートファシリティ, たとえば必要に応じて使用者のアクセスやコピーを禁止あるいは制限でき, 無許可コピーを検査, 追跡できるようなセキュリティ機能等のサポートファシリティに対応したボリューム/ファイル構造の拡張およびAPI(Application Programming Interfaces)に関する標準化についての研究開発を行う。その成果を国際規格案として国際標準化機関に提案する。



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