送信者: 宛先: Cc: 件名 : 規格調査会(5/29)の審議案件 日時 : 2000年5月26日 12:18 永井@工技院です。 1. 来週の規格調査会に、例のフォント登録の件は、議題に挙がっているのでしょうか。  実は、2.に示すとおり、当日の出席者である課長、稲橋さんに説明しましたが、  次の項目について、事前に情報がほしいと考えております。 (1) 本登録業務は、もう少し具体的に教えてもらいたい。    どの程度の作業量か、費用は? (2) 漢字は、どのような登録があるか。    JISは?    メーカフォントの登録のあるか? (3) 国際大学は、(1)の登録事務できる体制にあるか?    打診はされているか? (4) 文字コードのような問題は、再燃しないのか? (5) 国際大学が、すぐにやめないように釘をさす必要あり。    以上、コメントをお待ちします。 なお、以下は、参考に添付します。 2. 現在、工技院側の情報 昨日、小町さんと委員会で会った際、次の件について相談があり、 次回の情報処理学会規格調査会の議題にする予定ですので、 工技院から出席される方に事前に紹介して下さいとのこと。  1. ISO10036に基づくフォント登録(国際コード)の国際窓口  (1) ISO10036は、各国からフォントを登録してもらい、ダブリがないかチェック   後、データベース化するものである。  (2)これまで、米国機関APSが担当していたが、昨年、業務辞退の話があり、   Unicode Inc.が引き受けることになっていたが、それも直前でキャンセルされ   た。したがって、現在、空席となっており、JTC1/SC34で、登録機関募集を参加   国に打診中である。 2. 最近、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターが登録機関となる   ことを表明。   5月29日に開催する委員会で小町さんから説明し、規格調査会で承認後、   SC34事務局に連絡する段取りとなる予定。   JISCとして、手続きよりも、日本が窓口となることを知りおくことで構わ   ないと思いますが、如何でしょうか。 なお、同大学の山内先生が、熱心なようですが、CICCと同様、APフォント研 究会を設置して、活動していたようです。 以下、関連情報を示す。 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター GLOCOMは,情報社会と日本社会の研究に従事する社会科学系の研究所として, 1991年に発足しました。当初から,コンピュータネットワークを利用して情報 の収集や発信にあたることを考え,インターネットの存在を知って接続を果た したのは,1993年のことでした。それ以来,最新の情報通信技術を最大限に活 用しながら,さまざまな研究活動,提言活動,啓蒙活動など「智」の通有のた めに働く近代情報智業として活動しています。 学校法人国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)は、 平成3年の発足以来、インターネットを利用して、日本社会の情報を、国境を越 えて提供することを活動の一環としてきました。この活動の中で、電子化文書の ネットワーク上での多言語処理について、内外からの具体的な要求に接してきま した。この問題に対処するため、「開放型電子文書普及活動」を組織し、言語 学者、ネットワーク技術者、ソフトウェア開発者、標準化の専門家、編集者等を 集めて研究を重ねています。この一環として、アジア・太平洋の各言語間での情 報のネットワーク利用促進に資するために「APフォント研究会」を運営していま す。