1. 日時 :平成14年6月28日(金)15:00〜19:00
2. 場所 :経済産業省 別館5階501会議室
3. 出席者:
棟上会長、浅野委員、石崎委員、岩下委員、大久保委員、八田委員、
古川氏(喜安委員代理)、小町委員、後藤委員、斉藤委員、関口委員、平野委員、
平松委員、藤村委員、宮川委員、宮沢委員、山本委員、渡辺委員
(順不同、原案説明者、傍聴者、事務局は割愛)
4. 議事 :
4−1.開会の連絡
4−2.室長挨拶
4−3.事務局連絡及び資料確認
4−4.前回議事録の確認
4−5.案件審議
4−6.分野別環境配慮規格整備方針に関する意見交換
4−7.TR(標準情報)の運用方法に関する意見交換
4−8.閉会
5. 配付資料
5−1.第6回情報技術専門委員会配付資料一覧表
5−2.第6回情報技術専門委員会議事次第
5−3.第6回情報技術専門委員会委員コメント/原案作成団体回答対比一覧表
5−4.情報技術専門委員会における環境JISの策定について(案)
5−5.RFCをJIS TRとする場合の論点
5−6.日本工業規格等に関する著作権の取扱方針について
5−7.情報技術専門委員会(第5回)議事録(案)
5−8.情報技術専門委員会委員名簿
5−9.規格化案件別原案等(資料1〜32)
6. 内容:
6−1.事務局からの挨拶
6−2.新任委員の紹介(八田委員、後藤委員)
6−3.事務局から全体の進め方について説明し、配付資料の確認を行った。
6−4.前回(第5回)議事録について確認。平野委員より修正のコメントがあり、コメント
どおり修正された。他は、特にコメント無し。
6−5.案件審議
(1)「TR X 0065 公表 文書オブジェクトモデル(DOM)水準2 コア規定」
本件は承認された。
(2)「TR X 0069 公表 多目的インターネットメール拡張(MIME) 第1部 インターネッ
トメッセージ本体のフォーマット」
原案作成年度が間違っているとの指摘があり、修正することで、本件は承認された。
(3)「TR X 0074 公表 FIPA抽象アーキテクチャ規定」
本件は承認された。
(4)「TR X 0033 改正 ハイパテキストマーク付け言語(HTML)4.0」
4.0の翻訳上の誤りや紛らわしい部分を解説したもので、4.0に整合したものであり、4.01
との差分も含めている旨の説明を書き加えることで、本件は承認された。
(5)「JIS X 016 制定 ソフトウェア保守」
日本語的におかしいと思われる箇所が数カ所あり、もう一度見直すということで、本件は
承認された。
(6)「JIS X 0812 制定 図書館パフォーマンス指標」
本件は承認された。
(7)「JIS X 3005-1 制定 データベース言語SQL 第1部:枠組(SQL/Framework)」
(8)「JIS X 3005-2 制定 データベース言語SQL 第2部:基本機能
(SQL/Foundation)」
(9)「TR X 3005-3 改正 データベース言語SQL 第3部:呼出しレベルインタフェース
(SQL/CLI)」
(10)「TR X 3005-4 改正 データベース言語SQL 第4部:永続格納モジュール
(SQL/PSM)」
X3005-2における訳語の見直し、さらに上記4件の共通修正として、要約JISのフォー
マット(JISに添付するCD-ROMも含む)に則すように修正することで、上記4件は承認
された。
(11)「JIS X 4064 制定 仮名漢字変換システムの基本機能」
用語の修正及び特許の件を別途確認するということで、本件は承認された。
(12)「JIS X 4159 制定 拡張可能なマーク付け言語(XML)」
公共調達関連の情報を確認し、あれば原案に記述することとして。本件は承認された。
(13)「JIS X 4181-1 制定 データ要素の仕様 第1部:データ要素の仕様に関する仕
組み」
本件は承認された。
(14)「JIS X 4181-1 制定 データ要素の仕様 第2部:データ要素の分類」
本件は承認された。
(15)「JIS X 4332-2 制定 音響オブジェクトの符号化−第2部:映像」
本件は承認された。
(16)「JIS X 4332-3 制定 音響オブジェクトの符号化−第3部:音響」
用語の修正(「映像作曲ツール」→「映像合成ツール」)をすることで、本件は承認された。
(17)「JIS X 6305-3 制定 識別カードの試験方法 第3部:外部端子付きICカード及び
接続装置」
本件は承認された。
(18)「JIS X 7199 改正 地理情報−地理空間データ交換用XML符号化法(追補1)」
表現上好ましくない箇所があり、そこを修正することで 本件は承認された。
(19)「TR X 0058 公表 オンライン出版関連用語」
内容が固まっておらず、TR化するのは時期尚早であり、暫くはWEB上で公開レビュー
を掛けるのが適当との理由により、本件は承認されなかった。
(20)「TR X 0072 公表 虹彩認証システムの精度評価方法」
本件は承認された。
(21)「JIS X 4153 改正 文書スタイル意味指定言語(DSSSL)(追補1)」
本件は承認された。
(22)「JIS X 4161 改正 フォント情報交換−第1部:体系(追補)」
本件は承認された。
(23)「JIS X 4162 改正 フォント情報交換−第2部:交換様式(追補)」
本件は承認された。
(24)「JIS X 4165 制定 フォント関連識別子の登録手続き」
本件は承認された。
(25)「TR X 0066 公表 書換形コンパクトディスク(CD-RW)システム」
本件は承認された。
(26)「JIS X 0068 公表 CDメディア物理的識別のための指針」
本件は承認された。
(27)「TR X 0067 公表 DVD-Rディスクのボリューム構造及びファイル構造」
本件は承認された。
(28)「TR X 0063 公表 XMLスキーマ−第1部:構造」
本件は承認された。
(29)「TR X 0064 公表 XMLスキーマ−第2部データ型」
本件は承認された。
(30)「TR X 0059 公表 XSLTライブラリ」
まえがきを若干修正することで、本件は承認された。
(31)「JIS X 0002他 確認 情報処理用語(算術演算及び論理演算) 他21件」
本件は承認された。
(32)「TR X 0019他 継続 文書オブジェクトモデル(DOM)水準1規定 他2件」
本件は承認された。
6−6.事務局から分野別環境配慮規格整備方針等について説明し、続いて、ビジネス機械・
情報システム産業協会(JBMIA)の小林氏が、JBMIAにおける環境関係対応状況について
説明した。CD-ROM等の情報メディアの廃棄の際の情報漏洩の問題、ソフトウェアと環境の
問題等について発言があった。本件に関しては、継続的に検討することを決議した。
6−7.事務局からTR(標準情報)の運用方法について説明した。TR化するワークアイテ
ムをどのように抽出するか、さらに、完成された時点のドラフトから問題点が多々芽生える
という仕組みが問題であるという意見があった。結果としては、事務局として再度、どうあ
るべきか案を考え、次回、提案検討する。
6−8.事務局から日本工業規格等に関する著作権の取扱方針について説明した。
以上
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