ガンマに関することをよく知らない場合には,PNG規定[12]の中の ガンマの解説(Gamma Tutorial)を参照すること。
計算上では,CRT上に表示をするUAは,理想的なCRTを仮定し,ディザによって生じる見かけのガンマの影響を無視してよい。 このことは,現在のプラットフォーム上で必要とする最小限の操作が,次のものだけとなることを意味する。
"ガンマを適用する"の意味は, 三つのR,G及びBのそれぞれを,OSへと処理を渡す前に,R'=Rgamma, G'=Ggamma及びB'=Bgammaに変換することを意味する。
これは,256要素のルックアップ表を構成することによって,ブラウザを呼び出す度に1回行ってもよい。
for i := 0 to 255 do raw := i / 255; corr := pow (raw, gamma); table[i] := trunc (0.5 + corr * 255.0) end
これによって,カラー属性当たりの超越的数学(これは画素当たりよりもはるかに少ない。)の必要性を避けられる。