SPDL文書は、単一のページを表現するものであっても、
ページの集合を表現するものであってもよい。
SPDL文書全体を構成する主要な構造要素は、
ピクチャ>構造要素及びページ集合>構造要素とする。
ピクチャ>は、一個の独立した実体と見なすことのできる像を記述する。
それは、単一のページ像であってもよく、またページ像の一部分であってもよい。
ページ集合>は、1個以上のページを記述する。
この他、SPDL文書構造にとって重要な、次に示す二つの構造要素がある。 これらは、意味的に上記のものとは区別される。
これらの構造要素は、
構文上はピクチャ>構造要素及びページ集合>構造要素と区別できないが、
その階層構造上における位置によって識別される。
.
]]>
各
これらの直接の下位要素群は、ここに示したとおりの順序で現れなければならない。
他のどの
.
]]>
これらの直接の下位要素群は、ここに示したとおりの順序で現れなければならない。
直接の下位に
.
]]>
この規格が、対応する公開オブジェクト識別子値を定義するオブジェクト名、
及びそれらの値の意味は、
これ以外の任意の値の
これらの直接の下位要素群は、ここに示したとおりの順序で現れなければならない。
.
]]>
下位の
これらの直接の下位要素群は、ここに示したとおりの順序で現れなければならない。
これらの直接の下位要素群は、ここに示したとおりの順序で現れなければならない。
この規格で定義する
この
境界く(矩)形領域の下位の
境界く(矩)形領域の下位の
これらの直接の下位要素群は、ここに示したとおりの順序で現れなければならない。
この
ページ数の下位の
ページ数の下位の
この
向きの下位の
向きの下位の
この
フォント参照の下位の
フォント参照の下位の
この
外部参照の下位の
外部参照の下位の
この
使用資源の下位の
使用資源の下位の "used or" -> "used in" ?
]]>
この
使用色空間ファミリの下位の
使用色空間ファミリの下位の
この
使用媒体の下位の
使用媒体の下位の
この
使用色材集合の下位の
使用色材集合の下位の
これらの直接の下位要素群は、ここに示したとおりの順序で現れなければならない。
特定の
.
]]>
ここで、文脈宣言が、その値がそれぞれ ,
then the processing of the CONTEXT DECLARATION shall consist of
replacing the Context Stack of the Block State of the most immediately superior BLOCK
with the Context Stack consisting of (using the notation of
値
.
]]>
その
内容プロセサによって返された状態がOK以外であった場合、
構造エラー又は構造警告が発生する。
ページ集合>及びピクチャ>は、ブロックであって、
ページ集合>及びピクチャ>は、
文書>である場合もあれば、
他の上位ブロック>の下位要素である場合もある。
文書(DOCUMENT)
文書>構造要素は、他のいかなる構造要素の下位にもない、次
のいずれかの構造要素とする。
ページ集合>構造要素
ページ>構造要素
文書>の処理は、次に示す各段階からなる。
文書>がページ集合>である場合、
文書>がページ>である場合、
ページ集合(PAGESET)
ページ集合>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
プロローグ>構造要素。
ページ集合>構造要素又はページ>構造要素からなる列。
ページ集合の処理
ページ集合>の処理は、次に示す各段階からなる。
ページ集合>用の
ブロック状態を生成する。
プロローグ>があれば、それを処理する。
ページ集合>及びページ>構造要素のそれぞれを、
その並び順に従って処理する。
ページ集合>用のブロック状態を破棄する。
ページ集合>が下位のページ>をもたない場合、
その処理を行ってもページ像は可視化されない。
ページ(PAGE)
ピクチャ>構造要素の下位にもないピクチャ>を、
ページ>構造要素とする。
ページ>構造要素の処理は、次に示す各段階からなる。
ページ>と関連付けられた現ページ像>を設定する。
その初期値は、
ピクチャ>構造
要素を処理する。
ページ>に関連付けられた現ページ像を、媒体上に可視化する。
ページ>に関連付けられた現ページ像の媒体上への可視化については、
ピクチャ(PICTURE)
ピクチャ>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
内容表現識別子>構造要素。
ピクチャ本体>構造要素又は非SPDLピクチャ本体>構造要素
ピクチャ本体>をもつピクチャ>を、
SPDLピクチャ>と呼ぶ。
直接の下位に非SPDLピクチャ本体>をもつピクチャ>を、
非SPDLピクチャ>と呼ぶ。
内容表現識別子(CONTENT REPRESENTATION IDENTIFIER)
内容表現識別子>は、基底構造要素とする。
内容表現識別子>は、公開オブジェクト識別子型の値をとる。
ピクチャ>は、直接の下位にピクチャ本体>をもっており、
その直接の下位にある各トークン列>の内容は、
2進内容表現交換様式によるSPDL内容表記法のインスタンスである。
ピクチャ>は、直接の下位にピクチャ本体>をもっており、
その直接の下位にある各トークン列>の内容は、
平文内容表現交換様式によるSPDL内容表記法のインスタンスである。
内容表現識別子>は、
そのピクチャ>がその直接の下位に非SPDLピクチャ本体>構造要素をもつことを示し、
その非SPDLピクチャ本体>構造要素の様式を識別する。
ピクチャ本体(PICTURE BODY)
ピクチャ本体>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
プロローグ>構造要素。
ピクチャ>構造要素又はトークン列>構造要素からなる列。
トークン列>構造要素は
非SPDLピクチャ本体(NON-SPDL PICTURE BODY)
非SPDLピクチャ本体>構造要素は、この規格の適用範囲外とする。
非SPDLピクチャ本体>の構造は、
最も近い上位ピクチャ>の内容表現識別子>の値によって識別され、
またその公開オブジェクト識別子の所有者によって定義される。
SPDLピクチャの処理
SPDLピクチャ>の処理は、次に示す各段階からなる。
ピクチャ>用のブ
ロック状態を生成する。
プロローグ>があれば、それを処理する。
ピクチャ本体>の直接の下位にあるピクチャ>構造要素及びトークン列>構造要素のそれぞれを、
その並び順に従って処理する。
ピクチャ>用のブロック状態を破棄する。
ピクチャ本体>の直接の下位にある各トークン列>構造要素の処理は、
次に示す各段階からなる。
トークン列>の値である内容値。
ピクチャ>のブロック状態から得られる解釈文脈。
ページ>の現ページ像。
ピクチャ>のブロック状態の仮想機械現状態を、
内容プロセサから返された仮想機械の状態で置き換える。
ページ>の現ページ像を、
内容プロセサから返された現ページ像で置き換える。
非SPDLピクチャの処理
非SPDLピクチャ>の処理は、構造プロセサがその内容表現識別子>の値を認識できるかどうか、
及びその値によって指定される非SPDLピクチャ本体>の処理ができるかどうかによって異る。
非SPDLピクチャ>の処理は、次のいずれかからなる。
内容表現識別子>の値によって指定されるとおりに、
その非SPDLピクチャ本体>を処理する。
非SPDLピクチャ本体>を無視する。
中断方針パラメタの値によって許されている場合、文書の処理を続行する。
プロローグ(PROLOGUE)
プロローグ>構造要素及びその下位にあるすべての下位要素群を総称して、
プロローグ構造要素群と呼ぶ。
プロローグ>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
外部宣言>構造要素
参考情報宣言>構造要素
非SPDL操作>構造要素
DPI宣言>構造要素
文脈宣言>構造要素
資源定義>、資源宣言>又は文脈追加>構造要素
初期設定手続き>構造要素
プロローグ>構造要素の処理は、次の各段階からなる。
ブロック>のブロック状態の継承可能文脈スタックに、
そのブロック状態の仮想機械現状態の文脈スタックの複製を設定する。
参考情報宣言(INFORMATIVE DECLARATION)
参考情報宣言>構造要素は、
そのブロック>に関して参考となる情報をヒント>という形式で提供する。
ヒントは、正確でも完全でもなくてよいが、有用な場合もある情報とする。
ヒントの例としては、文書の提示に必要とされるフォント又は他の資源のリストがあげられる。
参考情報宣言>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
ヒント>構造要素
ヒント(HINT)
ヒント>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
ヒント名>構造要素
ヒント値>構造要素
ヒント名(HINT NAME)
ヒント名>構造要素は、基底構造要素とする。
ヒント名>構造要素の値は、環境内識別子型の値とする。
ヒント値(HINT VALUE)
ヒント値>構造要素は、同位のヒント名>の値に依存して
基底構造要素又は複合構造要素となる。
ヒント値>が基底構造要素である場合、その値の型は、同位のヒント名>の値に依存する。
ヒント値>が複合構造要素である場合、
その直接の下位要素群は同位のヒント名>の値に依存する。
参考情報宣言の処理
参考情報宣言>構造要素は、文書の提示に対して何の効果ももたない。
ヒント
ヒント>構造要素群は、次のとおりとする。
境界く(矩)形領域
ヒント>は、ページ集合>又はピクチャ>の内容によって指定されるすべての像を含む
最小の境界く(矩)形領域の寸法を、
そのページ集合>又はピクチャ>が用いられる時点で有効なユーザ座標系の単位で示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
最小X>構造要素
最小Y>構造要素
最大X>構造要素
最大Y>構造要素
最小X (MINIMUM X)
最小X>構造要素は、基底構造要素とする。
最小X>構造要素の値は、数型の値とする。
最小Y (MINIMUM Y)
最小Y>構造要素は、基底構造要素とする。
最小Y>構造要素の値は、数型の値とする。
最大X (MAXIMUM X)
最大X>構造要素は、基底構造要素とする。
最大X>構造要素の値は、数型の値とする。
最大Y (MAXIMUM Y)
最大Y>構造要素は、基底構造要素とする。
最大Y>構造要素の値は、数型の値とする。
ページ数
ヒント>は、ページ集合>中にあるページ>構造要素の数を示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、基底構造要素とする。
このヒント値>構造要素の値は、非負整数型の値とする。
向き
ヒント>は、ピクチャ>によって生成される像
又はページ集合>によって生成されるページ像群の向きを示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、基底構造要素とする。
このヒント値>構造要素の値は、向きを識別する列挙型の値とする。
.
]]>
この型の値及び識別される向きは、
フォント参照
ヒント>は、直接の上位ブロック>又は下位のブロック>群中にある
フォント参照フォント指定>構造要素中に含まれているフォント参照群を示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
フォント参照>構造要素
外部参照
ヒント>は、直接の上位ブロック>又は下位のブロック群>中の参照によって含められる構造要素群を示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
外部宣言>構造要素
使用資源
ヒント>は、
直接の上位ブロック>又は下位のブロック>群中の
資源宣言>又は資源定義>構造要素中で宣言されている資源を示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
資源宣言>構造要素
使用色空間ファミリ
ヒント>は、
直接の上位ブロック>又は下位のブロック>群中の
色空間指定>中で用いられている色空間資源の色空間ファミリを示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
色空間ファミリ識別子>構造要素
使用媒体
ヒント>は、
直接の上位ブロック>又は下位のブロック>群中の
媒体宣言>構造要素中で宣言されている媒体を示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
媒体宣言>構造要素
使用色材集合
ヒント>は、
直接の上位ブロック>又は下位のブロック>群中の
色材集合DPI>構造要素中で識別されている色材集合を示す。
ヒント名
ヒント名>構造要素の値は、
オブジェクト名ヒント値>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
色材集合指定>構造要素
非SPDL操作(NON-SPDL OPERATION)
非SPDL操作>構造要素は、
SPDL文書を処理又は提示するSPDL提示プロセス以外のプロセスによって実行される
操作を指定するために用いることができる。
非SPDL操作>構造要素によって指定される操作は、この規格の適用範囲外とする。
非SPDL操作>構造要素は、
SPDL提示プロセスによって行われる文書の提示に対して何の効果ももたない。
非SPDL操作>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
操作名>構造要素
操作値>構造要素
操作名(OPERATION NAME)
操作名>構造要素は、基底構造要素とする。
操作名>の値は、環境内識別子型の値とする。
操作値(OPERATION VALUE)
操作値>構造要素は、その同位の操作名>の値に依存して、
基底構造要素となる場合も複合構造要素となる場合もある。
操作値>が基底構造要素である場合、
その値の型は、同位の操作名>の値に依存する。
操作値>が複合構造要素である場合、
その直接の下位要素群は、同位の操作名>の値に依存する。
非SPDL操作の処理
操作名>値に対応する非SPDL操作>の意味及び
操作値>の構文を規定することは、
その操作名>の値である公開オブジェクト識別子の所有者の担当と
する。
非SPDL操作>構造要素は、
SPDL提示プロセスによって行われる文書の提示に対して何の効果ももたない。
SPDL提示プロセス以外のプロセスによって行われるSPDL文書の提示に対する非SPDL操作>の効果は、
この規格の適用範囲外とする。
非SPDL操作>構造要素は、
SPDL提示プロセス以外の提示プロセスによって行われるSPDL文書の提示に
影響を与えてもよい。
文脈宣言(CONTEXT DECLARATION)
文脈宣言>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
内部資源識別子>構造要素
内部資源識別子>構造要素は、
文脈宣言の処理
文脈宣言>の文脈中において、文脈辞書文
脈宣言>の処理は、最も近い上位ブロック>のブロック状態の文
脈スタックを、次に示すものからなる文脈スタックで置き換えることか
らなる(ここでは、文脈宣言>の文脈内において文脈辞書に結合されていないものがあった場合、
構造エラーが発生する。
文脈宣言>がその下位に内部資源識別子>を1個ももっていなかった場合、
その文脈宣言>の処理は、
最も近い上位ブロック>のブロック状態の文脈スタックを、
次に示すものからなる文脈スタックで置き換えることからなる。
文脈追加(CONTEXT ADDITION)
文脈追加>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
内部資源識別子>構造要素
内部資源識別子>構造要素は、
文脈追加>の処理
文脈追加>の処理は、
最も近い上位ブロック>のブロック状態の文脈スタック上に、
下位の内部資源識別子>の値に結合された辞書参照を積むことからなる。
内部資源識別子>の値がその文脈追加>の文脈内において文脈辞書に結合されていなかった場合、
構造エラーが発生する。
初期設定手続き(SETUP PROCEDURE)
初期設定手続き>構造要素は、次に示す直接の下位要素群をもつ複合構造要素とする。
トークン列>構造要素
初期設定手続きの処理
初期設定手続き>の処理は、次の各段階からなる
初期設定手続き>の直接の下位にあるトークン列>構造要素群の値を
連結することによって得られる内容値。
ブロック>のブロック状態から得られる解釈文脈。
ブロック>のブロック状態中の次のものを、
内容プロセサによって返される仮想機械の状態中の対応する要素で置き換える。
初期設定手続き>を処理した結果として、
最も近い上位ブロックのブロック状態の文脈スタック及びオペランドスタック、
又は現ページ像に変更が加えられることはない。
ページ集合>のプロローグ>中にある初期設定手続き>は、
そのページ集合>の直接の下位にあるトークン列>及びページ>構造要素のために
初期ブロック状態中の現作図状態、被参照オブジェクトの集合及び状態変数の集合を設定することができる。