仕上げ文書作製命令

仕上げ文書作製命令は、多様なプロセスを含み、拡張可能な仕上げプロセスの集合に対するインタフェースを規定する。 . ]]> 仕上げ文書作製命令は、に示すとおり、次の提示パラメタに影響を与える。 仕上げ文書作製命令 名前 影響 finishing-processes 適用すべき仕上げプロセスのリストを定義する reference-size 文書の寸法に基づいて仕上げプロセスに影響を与える reference-edge シートそろ(揃)え並びにプロセス軸の位置及び向き jog-edge シートそろ(揃)え process-offset 参照辺からプロセス軸までの距離 head-locations プロセス軸上におけるヘッドの位置

仕上げ処理モデル

finishing refers to the final document production processes applied to a document subsequent to its imaging and prior to its delivery. ]]> 通常、仕上げプロセスは、1枚以上のシート媒体(例えば紙)の上に提示される文書に対して適用する。 仕上げプロセスに関する定義中では、文書を提示する個々の媒体を この規格では、そのような文書に対する仕上げプロセスの適用だけを定義する。 その他の媒体上に提示される文書に対する仕上げプロセスの適用はシステム依存とする。

仕上げ処理は、伝統的なプリントショップ式製本が一般的に提供するプロセス群によって適用される。 そのような個々のプロセスを、仕上げプロセスと呼ぶ。 この規格は、適用すべき仕上げプロセスを識別する仕上げ文書作製命令を提供する。

Finishing Process is typically applied to a document by a machine. ]]> 1個の 仕上げプロセスの例としては、文書の化粧裁ち、文書中のシートの折畳み、文書に対する製本処理の適用などがある。 概念的には、仕上げプロセスは一度に一つずつ、指定された順序で適用する。 この規格では、各仕上げプロセス及びその適用に必要となるすべてのパラメタを、仕上げ指定と呼ぶ構造要素中に集積する。

複数個の仕上げ指定によって複数の仕上げプロセスを指定してもよい。 仕上げ文書作製命令の値中において、仕上げ指定は適用すべき順序に従って一列に並べる。 この順序は重要なものとなる。 例えば、最初に文書中のシートを折り畳み、次に化粧裁ちをした場合と、まずシートの化粧裁ちを行い、次にそれらを折り畳んだ場合とでは、異なる結果となる。

仕上げプロセスは、1個以上の物理的機構によって文書に適用される。 例えば、文書の一隅をステープル止めする仕上げプロセスは1個の物理的機構だけしか使わなくてもよいが、三つ穴パンチを行う仕上げプロセスは3個の物理的機構を使ってもよい。 仕上げプロセスを適用するために用いる個々の物理的機構を、ヘッドと呼ぶ。

仕上げプロセスを適用するある種の機械ではヘッド位置は固定されているが、より能力の高い機械の場合、ヘッド位置は機械固有の物理的制約の範囲内で動かすことができる。 しかし、より能力の高い機械の場合でも、ヘッドは通常互いに一直線上にある位置にしか置くことができない。 ヘッドの位置決めに関するこの物理的制約は、ヘッドを任意の位置に置くことはできないということを意味している。 この規格における仕上げ文書作製命令の規定は、ヘッド位置を指定する能力を、ほとんどの物理的システムと整合性のとれた方式に制約している。 . ]]> 仕上げプロセスの提示パラメタをに示す。 仕上げプロセスの提示パラメタ

ヘッドは、各ヘッドを貫く仮想的な中央線であるプロセス軸に沿って配置する。 この線がある特定のヘッドを貫く正確な位置は、仕上げプロセスに固有なため、公式には規定されない。 しかし、その仕上げプロセスに関連付けられた個々のヘッドをプロセス軸が貫く位置は、どのヘッド機構についても一定となる。

プロセス軸は、仕上げプロセスに関連するヘッドを位置決めする際に参照位置として用いられる。 これにより、どの仕上げプロセスについても、ヘッドの位置決めは単一のプロセス軸に沿って行われなければならないという制約が明確となる。

プロセス軸に対して直角なヘッドの動きは制約される一方、プロセス軸に沿った直線的なヘッドの動きは公式には制約されない。 機械の物理的な能力だけがプロセス軸に沿った直線的なヘッドの動きを制約する。

仕上げプロセスが、文書のある辺に対して相対的に適用される場合、この辺を参照辺と呼ぶ。 普通、製本システムは文書をどの辺にでも位置付けし直せるので、参照辺を文書の特定の辺に固定する方式では不十分となる。 参照辺は文書のどの辺とすることもできる。 そのため、文書は与えられた仕上げプロセスに関連する参照辺を変更することにより、暗黙のうちに位置付けしなおされる。 reference-edge presentation parameter, in order to enable this flexible positioning. ]]> この規格では、この柔軟な位置決めを可能にするため、reference-edge提示パラメタという仕上げ文書作製命令の明示的な提示パラメタを提供する。

文書が複数の異なる寸法のシート群から構成される場合、仕上げ処理のためにはシートの相対的な位置を指定する必要がある。 この位置決めは、一つの慣習と1個の補足パラメタによって行われる。

仕上げプロセスに際して、すべてのシートをその参照辺に対応する辺が一致するようにそろ(揃)えるという慣習がある。 y-axis of the medium Reference Coordinate Systems (of the obverse side of the sheet if printing on two sides of the medium) coincides. ]]> 例えば、左辺が参照辺である場合、すべてのシートは媒体(両面印刷が行われる場合にはシートの表面)の参照座標系のy軸が一致するようにそろ(揃)えられる。

jog-edge presentation parameter. ]]> 補足パラメタとしてjog-edge提示パラメタがある。 jog-edge presentation parameter is one of the two edges which is perpendicular to the Reference Edge. ]]> jog-edge提示パラメタの値は、参照辺に対して直角な二つの辺のうちのいずれかとする。 jog-edge presentation parameter is specified, all of the sheets are aligned so that the edges of the sheets which correspond to the the value of the jog-edge presentation parameter coincide. ]]> jog-edge提示パラメタが指定された場合、すべてのシートを、そのjog-edge提示パラメタの値に対応する辺が一致するようにそろ(揃)える。

仕上げプロセスに必要となるパラメタは明示的な値の集合によって指定してもよく、パラメタの集合を識別する公開オブジェクト識別子によって指定してもよい。 仕上げプロセスの提示パラメタ群を識別するものとしてこの規格が定義する公開オブジェクト識別子値はない。

仕上げプロセス関連提示パラメタ

各仕上げプロセスに対して、関連付けられた幾つかの提示パラメタがある。 それらの提示パラメタの値は、仕上げプロセスを指定する 継承される仕上げプロセス提示パラメタ

一つの仕上げプロセスから他のものへと値を継承してよい提示パラメタは三つある。それらは次に示すとおり。

ある特定の仕上げプロセスに適用されるこれらの提示パラメタの値は、次に示すとおりに決定する。

  1. 仕上げ文書作成命令の開始時に、継承してよい提示パラメタをその無指定時値に初期化する。 無指定時提示パラメタの集合は、最初に現われた 個々の ある特定の仕上げプロセスに適用される提示パラメタの集合は、その仕上げプロセスを指定する 仕上げプロセスそれ自身の実行によって、1個以上の提示パラメタが変更されてもよい。 仕上げプロセスの終了時における提示パラメタの集合は、その仕上げプロセスに適用可能な提示パラメタの集合であって、その仕上げプロセスそれ自身に起因するすべての変さらにより修正された提示パラメタの集合とする。
  2. ある仕上げプロセスの終了時における提示パラメタの集合は、後続する

    その他の仕上げプロセスパラメタ

    他に、次に示す二つの提示パラメタが、個々の仕上げプロセスに関して設定される。

    • process-offset
    • head-locations

    これらの提示パラメタには無指定時値はない。

    参照寸法

    reference-size presentation parameter specifies the nominal medium size in millimeters for all calculations in the associated Finishing Process. ]]> reference-size提示パラメタの値は、関連する仕上げプロセス中のすべての計算で使用する名目媒体寸法をミリメートル単位で指定する。 x, y) is that the Finishing Process shall be as defined for a document consisting of sheets whose size is x mm by y mm, for which the medium Reference Coordinate System is associated with a sheet in such a way that: ]]> その値が(

  3. x-axis of the medium Reference Coordinate System; ]]> 長さy-axis of the medium Reference Coordinate system. ]]> 長さ

    reference-size presentation parameter is specified by a REFERENCE SIZE structure element. ]]> reference-size提示パラメタの値は、 reference-size presentation parameter shall be the Medium Size of the first medium selected by the Page Select Document Production Instruction. ]]> reference-size提示パラメタの無指定時値は、ページ選択文書作製命令によって選択された最初の媒体の媒体寸法とする。

    参照辺

    reference-edge presentation parameter specifies the edge of the document relative to which a Finishing Process is applied. ]]> reference-edge提示パラメタは、仕上げプロセスを適用する際の基準となる辺を指定する。 reference-edge presentation parameter also specifies the alignment of the sheets on which the document is presented: all sheets shall be aligned so that the edges of the sheets which correspond to the Reference Edge coincide. ]]> さらに、reference-edge提示パラメタは、文書を提示するシートのそろ(揃)えを指定する。すべてのシートは、参照辺に対応する辺が一致するようにそろ(揃)えられる。 その結果得られる辺を、その文書の参照辺と呼ぶ。

    reference-edge presentation parameter is specified by a REFERENCE EDGE structure element. ]]> reference-edge提示パラメタは、 reference-edge presentation parameter shall be left edge. ]]> reference-edge提示パラメタの無指定時値は、left edgeとする。

    そろ(揃)え辺

    jog-edge presentation parameter specifies a second edge of the document along which instances of the media are aligned. ]]> jog-edge提示パラメタの値は、媒体のインスタンスをそろ(揃)えるために用いられる文書の第二の辺を指定する。 jog-edge presentation parameter shall be one of the two edges which are perpendicular to the Reference Edge. ]]> jog-edge提示パラメタの値は、参照辺と直角をなす二つの辺のいずれかとする。 jog-edge presentation parameter is called the Jog Edge. ]]> jog-edge提示パラメタの値が識別する辺を、そろ(揃)え辺と呼ぶ。 すべてのシートは、そろ(揃)え辺に対応する辺が一致するようにそろ(揃)えられる。

    jog-edge presentation parameter is specified by a JOG EDGE structure element. ]]> jog-edge提示パラメタの値は、 jog-edge presentation parameter depends on the value of the reference-edge presentation parameter: ]]> jog-edge提示パラメタの無指定時値は、次に示すとおりreference-edge提示パラメタの値に依存する。

    • reference-edge is left edge or right edge, the default value of jog-edge shall be bottom edge; ]]> reference-edgeの値がleft edge又はright edgeである場合、jog-edgeの無指定時値はbottom edgeとなる。
    • reference-edge is top edge or bottom edge, the default value of jog-edge shall be left edge. ]]> reference-edgeの値がtop edge又はbottom edgeで ある場合、jog-edgeの無指定時値はleft edgeとなる。

    プロセスオフセット

    process-offset presentation parameter specifies the offset from the Reference Edge to the Process Axis in millimeters. ]]> process-offset提示パラメタは、参照辺からプロセス軸までのオフセットをミリメートル単位で指定する。 process-offset presentation parameter value cause all of the heads along the Process Axis to be repositioned uniformly. ]]> process-offset提示パラメタを変更すると、プロセス軸に沿ったすべてのヘッドが一斉に位置決めし直される。 process-offset presentation parameter shall be a Non-Negative Number. ]]> process-offset提示パラメタの値は、非負整数とする。

    process-offset presentation parameter is specified by a PROCESS OFFSET structure element. ]]> process-offset提示パラメタは、 ヘッド位置並び

    head-locations presentation parameter specifies a set of locations at which one or more heads apply a Finishing Process. ]]> head-locations提示パラメタは、1個以上のヘッドが仕上げプロセスを適用する位置の集合を指定する。 head-locations finishing property. ]]> ヘッドは、プロセス軸に対してその中心が一致するように、かつプロセス軸に沿ってhead-locations仕上げプロパティの値が指定するとおりに並べて位置付けられる。

    head-locations presentation parameter shall be a sequence of Non-Negative Numbers. ]]> head-locations提示パラメタの値は非負整数の列とする。 x1, . . , xn shall represent offsets from the x-axis of the medium Reference Coordinate System. 原文のx-axisはおそらくy-axisの誤り。y-axisと修正して翻訳す る。 ]]> 参照辺が上辺又は下辺のいずれかである場合、値の列x1, . . , xnは媒体の参照座標系のy軸からのオフセットを表わす。 x1, . . , xn shall represent offsets from the y-axis of the medium Reference Coordinate System. 原文のy-axisはおそらくx-axisの誤り。x-axisと修正して翻訳す る。 ]]> 参照辺が左辺又は右辺のいずれかである場合、値の列y1, . . , ynは媒体の参照座標系のx軸からのオフセットを表わす。

    head-locations presentation parameter is specified by a HEAD LOCATIONS structure element. ]]> head-locations提示パラメタは 仕上げ文書作製命令

    仕上げ文書作製命令は、次に示すいずれの形で仕上げプロセスの集合を指定してもよい。

    • 環境内識別子によって指定される、仕上げプロセスの名前付き集合。

    • 個々の仕上げプロセスは、 各 多くの

    • 1個の環境内識別子によって指定される、名前付き仕上げプロセス。
    • 1個の複合構造要素によって指定される、パラメタ化された仕上げプロセス。

    パラメタ化された仕上げプロセスのパラメタ群は、1個の複合構造要素を用いて指定する。 その複合構造要素の直接の下位要素群は、その仕上げプロセスに依存する。 名前付き仕上げプロセスのすべてのパラメタは、その仕上げプロセスを識別する環境内識別子を用いて指定する。

    仕上げDPI (FINISHING DPI)

    仕上げ文書作製命令は、

  4. 0個または1個の 1個の

    直接の下位要素群は、ここに示したとおりの順序で現われなければならない。

    仕上げメッセージ(FINISHING MESSAGE)

    Printable String. ]]> 提示プロセスは、 仕上げ指定(FINISHING SPECIFICATION)

  5. 1個の 1個の

    名前付き仕上げ(NAMED FINISHING)

    Environment Identifier. ]]> (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義し、それぞれ単一の名前付き仕上げプロセスを識別する公開オブジェクト識別子値群、及びそれらの値の意味は、で記述する。 この規格が追加的に定義する 仕上げ指定リスト(FINISHING SPECIFICATION LIST)

  6. 1個以上の

    仕上げ文書作製命令の処理

    finishing-processes parameter to the sequence of Finishing Processes specified by the sequence of FINISHING SPECIFICATIONs. ]]> 仕上げ文書作製命令の効果は、finishing-processesパラメタの値として設定することとする。 それらの仕上げプロセスの順序は、対応するfinishing-processes parameter specifies the sequence of Finishing Processes that shall be applied during document finishing. ]]> finishing-processesパラメタは、文書の仕上げの過程で適用すべき仕上げプロセスの列を指定する。 finishing-processes parameter may specify a sequence of Finishing Processes. ]]> finishing-processesパラメタは、仕上げプロセスの列を指定してもよい。 finishing-processes parameter. ]]> この場合、各仕上げプロセスは、finishing-processesパラメタの値中に現われた順序で実行される。 finishing-processes parameter is a null list, which specifies that no Finishing Processes are to be applied. ]]> finishing-processesパラメタの無指定時値は空リストとする。 これは、仕上げプロセスを適用しないことを指定する。

    仕上げ文書作製命令の調停

    仕上げ文書作製命令は、 仕上げ文書作製命令が文書内DPI及び補足DPIの両方に現われた場合、補足DPIの方が優先される。

    仕上げ文書作製命令のフォールバック

    abort-policy parameter allows for continued processing after generation of the structure warning, the effect of the structure warning shall be system dependent. ]]> abort-policyパラメタの値が、構造警告生成後の処理続行を許している場合、構造警告の効果はシステム依存とする。

    仕上げプロセス指定(FINISHING PROCESS SPECIFICATION)

    仕上げプロセスは、 個々の specification of..? ]]> 多くの

  7. 1個の環境内識別子によって指定する名前付き仕上げプロセス。
  8. 1個の複合構造要素によって指定するパラメタ化された仕上げプロセス。

    パラメタ化された仕上げプロセスのパラメタ群は、1個の複合構造要素によって指定する。 その複合構造要素の直接の下位要素群は、その仕上げプロセスに依存する。 名前付き仕上げプロセスのすべてのパラメタは、その仕上げプロセスを識別する環境内識別子によって決まる。

  9. と(綴)じ合わせ指定(STITCHING SPECIFICATION)

  10. 名前付きと(綴)じ合わせ(NAMED STITCHING)

    Environment Identifier. ]]> 環境内識別子型の値とす る。

    stitching. ]]> stitching属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    と(綴)じ合わせパラメタ(STITCHING PARAMETERS)

  11. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    と(綴)じ合わせタイプ(STITCH TYPE)

    Environment Identifier. ]]> 環境内識別子型の値とする。

    それらの値は、糸によると(綴)じ込みと同様にステープル処理をも含む。 stitch-type. ]]> stitch-type属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    dpi::stitching::type::default. ]]> dpi::stitching::type::defaultとする。

    と(綴)じ合わせ仕上げプロセス

    brads? ]]> これは一般的な指定であって、縫うと(綴)じ合わせと同様にステープル処理及びbrads処理などさまざまなタイプのと(綴)じ合わせの適用を実施するために用いる。 saddle stitchingのように特別に位置付けられたタイプのと(綴)じ合わせも指定できる。 と(綴)じ合わせのタイプは次に示す二つの一般的なタイプに分けられる。

    • 分離型のと(綴)じ合わせ。プロセス軸に沿った1個以上のヘッド位置に、1個以上の分離したと(綴)じ目、ステープル、又は類似の留め具を置くことからなる。
    • 連続型のと(綴)じ合わせ。プロセス軸に沿って連続した線のと(綴)じ目を置くことからなる。

    process-offset which specifies head positioning outside of the achievable range, the system shall use a default offset and a structure warning shall be generated. ]]> process-offsetを指定した場合、システムは無指定時のオフセットを用い、構造警告を生成しなければならない。

    製本指定(BINDING SPECIFICATION)

    製本操作は、文書を参照辺に沿って製本する仕上げプロセスを指定する。 製本材料は製本タイプ仕上げプロパティ及び製本色仕上げプロパティの組合せによって指定する。

  12. 名前付き製本(NAMED BINDING)

    Environment Identifier. ]]> binding. ]]> stitch-type属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    製本パラメタ(BINDING PARAMETERS)

  13. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    製本タイプ(BINDING TYPE)

    Environment Identifier. ]]> binding-type. ]]> binding-type属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    dpi::binding::type::default. ]]> dpi::binding::type::defaultとする。

    製本色(BINDING COLOR)

    Environment Identifier. ]]> binding-colour. ]]> binding-colour属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    dpi::binding::color::default. ]]> dpi::binding::color::defaultとする。

    製本仕上げプロセス

    製本材料は製本タイプ仕上げプロパティ及び製本色仕上げプロパティの組合せによって指定する。

    化粧裁ち指定(TRIMMING SPECIFICATION)

  14. 名前付き化粧裁ち(NAMED TRIMMING)

    Environment Identifier. ]]> trimming. ]]> trimming属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    化粧裁ちパラメタ(TRIMMING PARAMETERS)

  15. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 1個の 1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    化粧裁ちオフセット(TRIM OFFSET)

    化粧裁ち寸法(TRIM DIMENSIONS)

    reference-size presentation parameter (after processing any REFERENCE SIZE structure element which is immediately subordinate to the TRIMMING SPECIFICATION). ]]> reference-size提示パラメタの値とする。

    化粧裁ち仕上げプロセス

    reference-edge. ]]> reference-edgeの値によって指定される辺を除く)を切り落とす仕上げプロセスを指定する。 化粧裁ちを行うと、常に三辺が化粧裁ちされる。これは、物理的なプロセスが三枚の刃をもつ裁断機によって適用されるかどうかには無関係とする。

    x, y) and the value of TRIM OFFSET is z shall be to trim the document such that the size of the document after trimming shall be x mm by y mm. ]]> zであるx mm × y mmとなるように文書を化粧裁ちする。 z mm from the Reference Edge as shown in . 原文のままでは意味不明。図を見る限り、おそらくReference EdgeはJog Edgeの誤り。そう見なして翻訳する。 ]]> に示すとおり、化粧裁ち操作はそろ(揃)え辺から のオフセットがz mmとなるように適用される。 化粧裁ち仕上げプロセス

    reference-size presentation parameter to the value of TRIM DIMENSIONS. ]]> 化粧裁ち仕上げプロセスは、reference-size提示パラメタの値をreference-size presentation parameter may be affected. ]]> 後続する仕上げプロセスのうちreference-size提示パラメタの値に依存するものは、その影響を受けてもよい。 媒体の参照座標系は、次に示すとおり化粧裁ち後の文書に関連付けられる。

    • x mm corresponds to the positive x-axis of the medium Reference Coordinate System; ]]> 長さx mmの辺の一つが、媒体の参照座標系のx軸の正の部分に対応する。
    • y mm corresponds to the positive y-axis of the medium Reference Coordinate System. ]]> 長さy mmの辺の一つが、媒体の参照座標系のy軸正の部分に対応する。

    型抜き指定(DIE CUTTING SPECIFICATION)

  16. 名前付き型抜き(NAMED DIE CUTTING)

    Environment Identifier. ]]> この規格が定義する 型抜きパラメタ(DIE CUTTING PARAMETERS)

  17. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 1個の 1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    型抜き位置(DIE CUT POSITION)

    型抜き名(DIE CUT NAME)

    Environment Identifier. ]]> 環境内識別子型の値とする。

    この規格が定義する 型抜き仕上げプロセス

    x, y) specifies that the die used for die cutting is positioned at a location (x, y) in the medium Reference Coordinate System. ]]> die itself? ]]> 指定された位置に対して、型抜きされる実際の形状が相対的にどう なるかは、抜き型それ自身の特性とする。 意訳。 . ]]> に示す。 型抜き仕上げプロセス

    穴開け指定(PUNCHING SPECIFICATION)

  18. 名前付き穴開け(NAMED PUNCHING)

    Environment Identifier. ]]> punching. ]]> punching属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    穴開けパラメタ(PUNCHING PARAMETERS)

  19. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    明示的な指定がない場合、穴は参照辺の近くに、これと平行に配置する。

    穴開け径(PUNCH DIAMETER)

    穴開け仕上げプロセス

    y and the value specified by HEAD LOCATIONS is x1, . . , xn, and the value specified by PUNCH DIAMETER is d, shall punch or drill n holes of diameter d mm in the document along a Process Axis which is offset y mm from the Reference Edge, at locations x1, . . , xn mm from the x-axis or y-axis of the medium Reference Coordinate System. ]]> y、 x1, . . ,xn、 dである場合、 参照辺からy mm離れたプロセス軸に沿って、 直径d mmの穴n個を パンチ又はドリルによって文書に開ける。 穴の位置は媒体参照座標系のx軸又はy軸から x1, . . ,xn mmとなる。

    process-offset range, the system shall use a default offset and a structure warning shall be generated. ]]> 穴開け操作を行うヘッドを、限られたprocess-offsetの範囲内にしか位置付けられない場合、システムは無指定時のオフセットを用い、構造警告を生成する。

    process-offset which specifies head positioning outside of the achievable range, the system shall use a default offset and a structure warning shall be generated. ]]> process-offsetを指定した場合、システムは無指定時のオフセットを用い、構造警告を生成する。

    ミシン目指定(PERFORATING SPECIFICATION)

  20. 名前付きミシン目(NAMED PERFORATION)

    Environment Identifier. ]]> perforation. ]]> perforation属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    ミシン目パラメタ(PERFORATION PARAMETERS)

  21. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 1個の 1個の 1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    ミシン目タイプ(PERFORATION TYPE)

    Environment Identifier. ]]> perforation-type. ]]> perforation-type属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    dpi::perforation::type::default. ]]> dpi::perforation::type::defaultに対応する公開オブジェクト識別子値とする。

    ミシン目付け仕上げプロセス

    一つのミシン目列に並ぶミシン目の数は、システム依存とする。 ミシン目列の長さは、参照辺に直角な辺の長さとする。 ミシン目付けを行うヘッドは、x1, . . , xn, shall apply n runs of perforations in the document perpendicular to the Process Axis at locations x1, . . , xn mm from the x-axis or y-axis of the medium Reference Coordinate System. ]]> x1, . . ,xnである場合、 プロセス軸と直角にn個のミシン目列を文書に付ける。 ミシン目列の位置は媒体参照座標系の x軸又はy軸から x1, . . , xn mmとなる。

    ミシン目付け操作を行うヘッドを、限られた範囲内にしか位置付けられない場合、システムは無指定時の位置を用い、構造警告を生成する。

    切れ目指定(SLITTING SPECIFICATION)

  22. 名前付き切れ目(NAMED SLITTING)

    Environment Identifier. ]]> slitting. ]]> slitting属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    切れ目パラメタ(SLITTING PARAMETERS)

  23. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    切れ目付け仕上げプロセス

    切れ目の長さは、参照辺に直角な辺の長さとする。 この長さだと、切れ目ではなく切離しということになるが。 head-locations values. ]]> 切れ目入れを行うヘッドは、head-locationsの値を用いて参照辺に沿って配置する。

    x1, . . ,x n, shall cut n slits in the document perpendicular to the Process Axis at locations x1, . . ,xn mm from the x-axis or y-axis of the medium Reference Coordinate System. ]]> x1, . . ,xn である場合、 プロセス軸と直角にn個の切れ目を文書に付ける。 切れ目の位置は媒体参照座標系の x軸又はy軸から x1, . . , xn mmとなる。

    切れ目付け操作を行うヘッドを、限られた範囲内にしか位置付けられない場合、システムは無指定時のオフセットを用い、構造警告を生成する。

    挿入指定(INSERT SPECIFICATION)

  24. 名前付き挿入(NAMED INSERTING)

    Environment Identifier. ]]> この規格が定義する 挿入パラメタ(INSERTING PARAMETERS)

  25. 0個又は1個の 0個又は1個の 1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    挿入シートリスト(INSERT SHEET LIST)

  26. 1個以上の

    個々の 挿入シート(INSERT SHEET)

  27. 1個の 0個又は1個の 1個の 0個又は1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    挿入識別子(INSERT IDENTIFIER)

  28. 挿入名(INSERT NAME)

    Environment Identifier. ]]> この規格が定義する 挿入ビン(INSERT BIN)

    Cardinal. ]]> 非負整数値(ビン番号)から物理的なビンへの対応付けは、システム依存とする。

    挿入上面(INSERT TOP SURFACE)

    意味不明。結局どっちを向く面のことなのか？ また、なぜ列挙型なのか？ (複数指定することがあるのか？) . ]]> この型の値の名前、及び識別される挿入上面を、に示す。 値 意味 top 挿入シートの通常の表面 bottom 挿入シートの通常の裏面

    top. ]]> topとする。

    後挿入(INSERT AFTER)

    Cardinal. ]]> 非負整数型の値とする。

    複数の 挿入メッセージ(INSERT MESSAGE)

    このメッセージは、文書の仕上げより前に、ただしできるだけその直前にオペレータに伝達されることが期待される。 Printable String. ]]> 印字可能文字列型の値とする。

    挿入仕上げプロセス

    すべての挿入シートは、"通常の向き"、識別可能な上下左右の端、及び表裏の面をもっていなければならない。 個々の挿入シートは、その印刷済み挿入シートに先行する物理的シートに対する印字過程が完了した後に、印字装置が生成した印刷済みシートの順序付けられた集合中に、差し込まれる。 挿入機構は、ジョブ中のすべてのページが印字された後でシートを挿入してもよい。

    シートの挿入プロセスは、挿入機構を使用する。この挿入機構は、一般に、幾つかある入力ビンの1個以上からシートを取り出して挿入する能力をもつ。 Medium Document Production Instruction ? ]]> 挿入シートは、媒体文書作製命令中では識別されない。また、印字装置専用に設計された入力ビンから仕上げプロセスへの入力として期待されることもない。

    カバー指定(COVERS SPECIFICATION)

  29. 名前付きカバー(NAMED COVERS)

    Environment Identifier. ]]> covers. ]]> covers属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    カバーパラメタ(COVERS PARAMETERS)

  30. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    表カバー(FRONT COVER)

  31. 裏カバー(BACK COVER)

  32. カバー名(COVER NAME)

    Environment Identifier. ]]> 環境内識別子型の値とする。

    cover-name. ]]> stitch-type属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の意味は、で記述する。

    カバー付け仕上げプロセス

    折畳み指定(FOLDING SPECIFICATION)

  33. 名前付き折畳み(NAMED FOLDING)

    Environment Identifier. ]]> folding. ]]> folding属性用の標準値として定義している。 (informative). ]]> ISO/IEC 10175が定義する公開オブジェクト識別子値及びそれらの値の 意味は、で記述する。

  34. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    折畳み仕上げプロセス

    折り目は、参照辺に直角な向きとなる。 折畳みを行うヘッドは、参照辺に沿って、ヘッド位置並びの値に従って配置される。

    reference-size presentation parameter. ]]> 折畳み仕上げプロセスは、reference-size提示パラメタの値を変える。 reference-size presentation parameter may be affected. ]]> 後続する操作のうち、reference-sizeの値に依存するものは、その影響を受けてもよい。

    process-offset which specifies head positioning outside of the achievable range, the system shall use a default offset and a structure warning shall be generated. ]]> process-offsetを指定した場合、システムは無指定時のオフセットを用い、構造警告を生成する。

    その他の仕上げ指定(OTHER FINISHING SPECIFICATION)

    仕上げ文書作製命令の構文は、 個々の このパラメタの集合は、指定される仕上げプロセスに依存する。

  35. 1個の 0個又は1個の

    仕上げ操作名(FINISHING OP NAME)

    Public Object Identifier. ]]> この規格が定義する 仕上げ操作パラメタ(FINISHING OP PARAMETERS)

  36. 名前付き仕上げ操作パラメタ(NAMED FINISHING OP PARAMETERS)

    Environment Identifier. ]]> 指定済み仕上げ操作パラメタ(SPECIFIED FINISHING OP PARAMETERS)

  37. 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の 0個又は1個の

    直接の下位要素群は、任意の順序で現われてよい。

    追加パラメタ(ADDITIONAL PARAMETERS)

    その他の仕上げ指定構造要素の仕上げプロセス

  38. 指定通りの仕上げプロセス、又は公開オブジェクト識別子の所有者が指定するフォールバック動作が行われる。

  39. 特定の