基底指標付きフォント仕様辞書
この節では、2種類の指標付きフォント辞書、すなわちFontType 3指標付きフォン
ト仕様辞書及びFontType 1指標付きフォント仕様辞書の仕様を提供する。
この節ではまた、指標付きフォント内においてグリフ指標対応表構造要素を表現する符号化
ベクタを用いて、グリフ列をグリフ識別子の並びに対応させる方法を規定する。
すべてのSPDL提示システムで利用可能な標準グリフ指標対応表を記述する。
FontType 3指標付きフォント仕様辞書の必す(須)のキーと値との対
FontType: Integer> pair,A
FontType 3 Indexed Font Specification Dictionary shall have the
following key/value pairs, the required key/value pairs:
]]>
<FontType: 整数>対に加えて、FontType 3 指標付
きフォント仕様辞書は、次に示す必す(須)のキーと値との対をもつ。
FontMatrix
FontMatrix:
Transformation>specifies the initial or default value of the
Transformationused when the Indexed Font Specification Dictionary is made
into a correspondingIndexedFont.
]]>
必す(須)のキーと値との対<FontMatrix: 座標変換>は、指標付き
フォント仕様辞書をそれに対応する指標付きフォントに変換する際に用いる座標変換
行列の初期値又は無指定時値とする。
FontBBox
FontBBox:
VectorReference>references a Vector of four numbers.
]]>
必す(須)のキーと値との対<FontBBox: ベクタ参照>は、四つの数
からなるベクタへの参照とする。
このベクタは、ISO9541/MAXFONTEXTの値を表現し、その順序は(maxfontext-minx,
maxfontext-miny, maxfontext-maxx,maxfontext-maxy)とする。
Encoding
Encoding:
VectorReference>references a Vector of Identifiers that represents
a GLYPH INDEX MAP.
]]>
必す(須)のキーと値との対<Encoding: ベクタ参照>は、グリフ指
標対応表を表現する識別子からなるベクタへの参照である。
).
]]>
この値は、文字テキストの作画中にグリフ対応付けを行なうために用いる(参照)。
Metrics
Metrics:
DictionaryReference>is a DictionaryReference which references a
Dictionary containing per-glyphinformation regarding glyph extents, and
glyph escapements for the defaultwriting mode of this font, as follows:
]]>
必す(須)のキーと値との対<Metrics: 辞書参照>は、このフォント
の無指定時の表記方向におけるグリフ字面範囲及びグリフ送りに関するグリフ毎の情報を
含む辞書への参照である。
-
参照される辞書のキー部は、グリフ識別子とする。
- wx, wy, minx, miny,
maxx,maxy).
]]>
個々のキーと値との対における値は、(wx, wy, minx, miny, maxx,maxy)という順序で
並んだ六つの数からなるベクタへの参照とする。
- wx: Number> is the
differenceISO9541/EX - ISO9541/PX
]]>
<wx: 数>の値は、差ISO9541/EX−ISO9541/PXとする。
- wy: number> is the
differenceISO9541/EY - ISO9541/PY
]]>
<wy: 数>の値は、差ISO9541/EY−ISO9541/PYとする。
-
残りの四つの数の値は、ISO9541/EXTの要素、つまりグリフの字面範囲とする。
- FontType 3 font.
]]>
無指定時表記方向に対する表記方向依存の位置決め点(ISO9541/PX及びISO9541/PY)は、FontTypeが3であるすべてのグリフに対して、(0、0)とする。
ConstructGlyph
ConstructGlyph:
Procedure>references a Procedure responsible for constructing the
glyph representation.
]]>
必す(須)のキーと値との対<ConstructGlyph: 手続き>は、グリフ
表現を構成する手続きへの参照とする。
ShowGlyph(see
).
]]>
その意味は、ShowGlyphにおけるその使い方によって制約される(参照)。
ConstructGlyphProcedure, in the context of ShowGlyph
(see), and assuming the presence of a
GlyphProcsDictionary as described in this subclause is:
]]>
ShowGlyphの文脈中にあり(参照)、かつこの
副節に記述するGlyphProcs辞書の存在を仮定した場合のConstructGlyph手続きの推奨定義は、次のとおりとする。
{/GlyphProcs GetValue Exchange Get Execute}
GlyphProcs:
DictionaryReference>.
]]>
この手続きは、指標付きフォント仕様辞書のもう一つのキーと値との対
<GlyphProcs: 辞書参照>を利用する。
GlyphProcs would reference a
Dictionarycontaining per-glyph glyph representation procedures,as follows:
]]>
GlyphProcsの値は、グリフ毎のグリフ表現を含む次に示す辞書を参照
できる。
-
参照される辞書のキー部は、グリフ識別子とする。
-
個々のキーと値との対の値部は、そのキーをグリフ識別子とするグリフを描く手続きとする。
FontType 3 指標付きフォント仕様辞書の任意選択のキーと値との対
FontType 3 Indexed Font Specification Dictionarymay
contain one or more of the following key/value pairs, the optional
key/valuepairs, with semantics defined by this International Standard:
]]>
FontType 3指標付きフォント仕様辞書は、この規格が定義する意味を
もつWMode及びOtherMetricsという任意選択のキーと値との対の一つ以上を含んでいてもよい。
WMode
WMode:
Cardinal>specifies the writing mode to be used with the
glyphrepresentations in this font, if other than the default.
]]>
任意選択のキーと値との対<WMode: 非負整数>は、このフォントによ
るグリフ表現で用いられる、無指定時以外の表記方向を指定する。
WModeis not present in the font, the value defaults to zero.
]]>
このフォント中にWModeがない場合、その値は0とみなす。
値0は、無指定時の表記方向を指示する。
N, greaterthan zero, shall indicatethe
Nth alternate writing mode, specified by
the(N - 1)th element in the
OtherMetricsVector (see below).
]]>
0より大きな値Nは、N番目の代替表記方向を指示する。こ
の代替表記方向は、OtherMetricsベクタ中の(N - 1)番目の
要素によって指定される。
WMode specifiesa writing mode not supported
by this font, or is greater than the implementationlimit for the maximum
value of WMode, then the contentinterpreter shall use the
default writing mode for text presentation with thisfont.
]]>
WModeの値が、このフォントがサポートしていない表記方向を指定し
ている場合、又はWModeの値の実装上の上限より大きい場合、内容インタ
プリタは、このフォントによるテキスト提示に無指定時の表記方向を用いる。
OtherMetrics
OtherMetrics:
VectorReference>references a Vector of DictionaryReferences.
]]>
任意選択のキーと値との対<OtherMetrics: ベクタ参照>は、辞書参
照からなるベクタへの参照とする。
各辞書参照は、このフォントの代替表記方向に対するグリフ毎の位置決め点と送
りに関する情報を含む次に示す辞書を参照する。
-
参照される辞書のキー部はグリフ識別子とする。
Metrics Dictionary.
]]>
この辞書中のキーと値との対のそれぞれに対し、
同じキーをもつキーと値との対がMetrics辞書中に
存在していなければならない。
- wx, wy, px, py).
]]>
キーと値との対の値部は、(wx, wy, px, py)という順序で並んだ四つの数
からなるベクタへの参照とする。
- wx: Number> is thedifference
ISO9541/EX - ISO9541/PX
]]>
<wx: 数>の値は、差ISO9541/EX - ISO9541/PXとする。
- wy: Number> is the
differenceISO9541/EY - ISO9541/PY
]]>
<wy: 数>の値は、差ISO9541/EY - ISO9541/PYとする。
- px and pyare the coordinates, in
x and y, of the positioning point (ISO9541/PX,ISO9541/PY) for this glyph in
this writing mode.
]]>
px及びpyの値は、このグリフのこの表記方向における位
置決め点(ISO9541/PX、ISO9541/PY)のx座標及びy座標とする。
ConstructGlyph key/value pair, and maycontain any
other key/value pairs as desired.
]]>
必す(須)のキーと値との対及び代替表記方向をサポートする任意選択の
キーと値との対に
加え、指標付きフォント仕様辞書は、ConstructGlyphキー
と値との対をサポートするために必要となるキーと値との対があればそ
れらすべてをも含まなければならない。
また、必要ならば他のどのようなキーと値との対を含んでもよい。
Name>.
]]>
最後に、すべての基底指標付きフォント仕様辞書は、グリフ識別子が<.notdef
: 名前>であるグリフ表現を提供しなければならない。
このグリフ表現は、このフォント中に定義されていないグリフ(たとえば、そのフ
ォントでは形状記述情報が提供されていないグリフなど)を作画するようグリフ識別
子が指定された場合に作画されなければならない。
この特別なグリフ識別子に結び付いたグリフ表現は、フォントデザイナの裁量に
任せる。
FontType 1指標付きフォント仕様辞書の必す(須)のキーと値との対
FontType 1 Font Dictionaries aredefined
by reference toFontType 3 Font Dictionary semantics.
]]>
FontType が1であるフォント辞書の意味は、FontTypeが3
であるフォント辞書への参照を介して定義する。
FontType 1Indexed Font Specification Dictionary shall
contain all the requiredkey/value pairs specified in normative .
]]>
FontType 1指標付きフォント仕様辞書は、で規定するすべての必す(須)のキーと値との対を含んでいなければならない。
それらの意味は次のとおり。
FontType 3の場合と同じ意味をもつキーと値との対
FontMatrix: Transformation>,<FontBBox:
VectorReference>,<Encoding: VectorReference>:same
semantics asfor FontType 3 Indexed Font Specification
Dictionaries.
]]>
<FontMatrix: 座標変換>、
<FontBBox: ベクタ参照>、
<Encoding: ベクタ参照>：
これらは、 FontType 3指標付きフォント仕様辞書の場合と同じ意味とする。
PaintType
PaintType:
Cardinal>specifies a value that shall be 2 or 0.
]]>
必す(須)のキーと値との対<PaintType: 非負整数>は、2又は0とする。
.
]]>
これらの値の意味は、で与える。
ValuePaintType
0
グリフ表現が塗りつぶ(潰)し用(ソリッド)輪郭線であることを示す。
2
グリフ表現が線引き用(中空)輪郭線であることを示す。
CharStrings
CharStrings:
DictionaryReference>references a Dictionary containing per-glyph
glyph representation procedures,as follows:
]]>
必す(須)のキーと値との対<CharStrings: 辞書参照>は、グリフ毎
のグリフ表現手続きを含む、次に示す辞書への参照とする。
-
参照される辞書のキー部は、グリフ識別子とする。
-
各キーと値との対の値部は、&isoiec9541-3;で定義した様式に従って暗号化さ
れたグリフ手続きとして解釈されるオクテット列とする。
FontType 1にないFontType 3のキー
FontType 3 Indexed Font Specification Dictionary arenot present
in a FontType 1 Indexed Font SpecificationDictionary.
]]>
FontType 3指標付きフォント仕様辞書にあるキーと値との
対のうち、次に示すものは、FontType 1指標付きフォント仕様辞書には存在しない。
それらの意味は次のとおりに置き換えられる。
- Metrics: DictionaryReference>:
]]>
<Metrics: 辞書参照>
CharStrings Dictionary;
]]>
グリフ毎の字面範囲と送りに関する情報は、CharStrings辞書中のグ
リフ手続きに含まれる。
Metrics
Dictionary during glyph imagingis unnecessary.
]]>
そのため、グリフ描画中にMetrics辞書中のグリフ配置量を参照する
ことは不要となる。
Metrics Dictionary
(see below), but the key/value pairs insuch a Dictionary have different
semantics than the key/valuepairs in a Metrics Dictionary ina
FontType 3 Indexed Font Specification Dictionary.
]]>
グリフ手続きに含まれる送り及び位置決めの情報は、任意選択の
Metrics辞書(次を参照)によって上書きしてもよいが、この
Metrics辞書中のキーと値との対の意味は、FontType 3指標付きフォント仕様辞書中のMetri
cs辞書中のキーと値との対とは意味が異なる。
- ConstructGlyph: Procedure>:
]]>
<ConstructGlyph: 手続き>
FontType
1 Indexed FontSpecification Dictionary, and always has the
followingsemantics (refer to ):
]]>
グリフ構成手続きは、FontType 1指標付きフォント仕様辞書に対して
は暗黙的であり、常に次に示す意味に従う(参照)。
- CharStrings Dictionary in this font;
]]>
グリフ識別子を使って、このフォントのCharStrings辞書から対応す
るグリフ手続きをロードする。
-
このグリフ手続きを、&isoiec9541-3;で定義した意味に従って解釈する。
FontType 1指標付きフォント仕様辞書の任意選択のキーと値との対
FontType 1 Indexed Font Specification Dictionarymay
contain one or more of the following key/value pairs, the optional
key/valuepairs, with semantics defined by this International Standard:
]]>
FontType 1指標付きフォント仕様辞書は、この規格が定義する意味を
もつ任意選択のキーと値との対
Metrics、Metrics2、OtherMetrics、CDevProc又はWmodeの一つ以上を含んでもよい。
Metrics
Metrics:
DictionaryReference>references a Dictionary containing per-glyph
information.
]]>
任意選択のキーと値との対<Metrics: 辞書参照>は、グリフ毎の情報
を含む辞書への参照とする。
この情報は、次に示すとおり、グリフ手続きに含まれる情報の一部を上書きする
ことができる。
- CharStrings in the Indexed Font Specification
Dictionary.
]]>
参照される辞書のキー部はグリフ識別子で、
指標付きフォント仕様辞書のCharStringsによって参照される
辞書のグリフ識別子の一部か又は全部と同一である。
-
個々のキーと値との対の値部は、次のいずれかとする。
- wx;
]]>
単一の数、wx
- sbx,wx);
]]>
二つの数からなるベクタ(sbx,wx)への参照
- sbx, sby, wx, wy).
]]>
四つの数からなるベクタ(sbx, sby, wx, wy)への参照
- CharStrings Dictionaryof a
FontType 1 Indexed Font Specification Dictionarystarts with an
hsbe or sbeglyph procedure operator (see ISO/IEC
9541-3.2 for a description of thesemantics of these glyph procedure
operators).
]]>
FontType 1指標付きフォント仕様辞書のCharStrings辞書
中の各グリフ手続きは、hsbe又はsbeグリフ手続き演算子で
始まる(これらのグリフ手続き演算子の意味については、
&isoiec9541-3;参照)。
sbx, sby, wx, wy, override the invocation of
thehsbe or sbe operators as follows:
]]>
この場合、数sbx, sby, wx, wyは、hsbe又はsbe演算子を実行する代わりに、次に示す処理を指示する。
- wx: Number> is a new escapement(x
component) for the default writing mode of the glyph; this is the
differenceISO9541/EX - ISO9541/PX.
]]>
<wx: 数>の値を、そのグリフの無指定時表記方向に対する新し
い送り(x 要素)とする。これは、差ISO9541/EX - ISO9541/PXとなる。
- wy: Number> is a new escapement(y
component) for the default writing mode of the glyph; this is the
differenceISO9541/EY - ISO9541/PY.
]]>
<wy: 数>の値を、そのグリフの無指定時表記方向に対する新し
い送り(y 要素)とする。これは、差ISO9541/EY - ISO9541/PYとなる。
wx is specified, but wyis unspecified, then
wy shall be assigned a value of zero.
]]>
wxが指定され、wyが指定されていない場合は、wyに0を割り当てる。
- sbx: Number> is a new
initialreference point (x component) for the glyph procedure graphic
operators.
]]>
<sbx: 数>は、グリフ手続き図形演算子のための新しい初期参
照点(x 要素)となる。
(override
value - glyph procedurevalue). If unspecified, then sbx
shall be unchanged.
]]>
この要素に異なる値を与えると、すべての表記方向で、グリフが水平方向に
(上書きした値 - グリフ手続きにおける値)分だけずれて置かれる。指定され
ない場合は、sbxは変わらない。
- sby: Number> is a new
initialreference point (y component) for the glyph procedure graphic
operators.
]]>
<sby: 数>は、グリフ手続き図形操作のための新しい初期化時
の参照点(y 要素)とする。
(override
value - glyph procedurevalue).
]]>
この要素に異なる値を与えると、すべての表記方向において、グリフが垂直方向
に(上書きした値 - グリフ手続きにおける値)分だけずれて置かれる。
sbx nor sby isspecified, then
sby shall be unchanged.
]]>
sbx及びsbyのいずれも指定されていない場合、sbyは変化しない。
sbxis specified, but sby is unspecified,
then sbyshall be assigned a value of zero.
]]>
sbxが指定されていてsbyが指定されていない場
合は、sbyには、値0が割り当てられる。
sbx should be the left sidebearing of the glyph (thisis the
difference ISO9541/EXT/MINX - ISO9541/PX) and the value
ofsbyshould be zero.
]]>
無指定時に左から右への表記方向をもつフォントでは、sbxの値は、
グリフの左からの相対的位置となり(これは差ISO9541/EXT/MINX−ISO9541/PXである)
、sbxの値は0となる。
(&isoiec9541-3;の2.8.4.1参照)
Metrics2
Metrics2:
DictionaryReference>references a Dictionary containing per-glyph
information which, for the firstalternate writing mode of this font, can
overridethe default glyph positioning points and glyph escapements included
in the glyphprocedures.
]]>
任意選択のキーと値との対< Metrics2: 辞書参照>は、このフォント
の第1の代替表記方向に対し、グリフ手続きに含まれる無指定時のグリフ位置決め点
及びグリフ送りの上書きを可能にするグリフ毎の情報を含む辞書への参照とする。
OtherMetrics key/value pair in aFontType 3
Indexed Font Specification Dictionary.
]]>
参照される辞書は、FontType 3 指標付きフォント仕様辞書
中にあるキーと値との対OtherMetricsによって参照される辞書と同じ形式とする。
OtherMetrics Vector is also present in this font,the
Metrics2 key/value pair shall take precedence overthe zero'th
element in the OtherMetrics Vector.
]]>
OtherMetricsベクタがこのフォント中にある場合は、この
キーと値との対Metrics2は、OtherMetricsベクタ中のゼロ番目の項目より優
先される。
Metricskey/value pair is also present in this font,
the information in theMetrics2Dictionary shall be interpreted
with reference to the modified glyph informationderived from application of
the information in theMetricsDictionary.
]]>
キーと値との対Metricsもこのフォント中に存在する場合、Metrics2辞書の情報は、Metrics辞書の情報を適用して得られた変更済みグリフ
情報を参照して解釈しなければならない。
]]>
OtherMetrics
OtherMetrics:
VectorReference>shall be as for FontType 3 Indexed Font
SpecificationDictionaries.
]]>
任意選択のキーと値との対<OtherMetrics: ベクタ参照
>は、FontType 3指標付きフォント仕様辞書の場合と同様とする。
OtherMetricsshall take precedence over
corresponding information included in the glyphprocedures.
]]>
OtherMetricsの情報は、グリフ手続き中に含まれる対応する情報より
も優先される。
FontType 1 Indexed Font Specification Dictionary,if an
OtherMetricskey/value pair is present, then a
Metrics2 key/valuepair shall be present.
]]>
FontType 1指標付きフォント仕様辞書中にキーと値との対
OtherMetricsが存在する場合、キーと値との対Metrics2も存在しなければなら
ない。
Metrics key/value pair is also present in thisfont, the
information in the OtherMetrics Dictionaries shall beinterpreted
with reference to the modified glyph information derived fromapplication of
the information in the Metrics Dictionary.
]]>
キーと値との対Metricsもこのフォントに存在する場合、
OtherMetrics 辞書に含まれる情報は、
Metrics辞書の情報を適用して得られた
変更グリフ情報を参照して解釈しなければならない。
CDevProc
CDevProc:
Procedure>shall be a reference to a Procedure which is capable of
algorithmicallymodifyingper-glyph properties of escapement and positioning
point for writing modes 0and 1.
]]>
任意選択のキーと値との対<CDevProc: 手続き>は、表記方向0及び1
に対して、送り及び位置決め点に関するグリフ毎の特性をアルゴリズム的に変更する
ことができる手続きへの参照とする。
Metrics and/or Metrics2Dictionaries are also
present in this font, the application ofCDevPrococcurs after the
application of information in these Dictionaries.
]]>
フォント中にMetrics及び/又はMetrics2辞書がある場合
、CDevProcの適用は、これらの辞書の情報を適用した後で行なう。
OtherMetricskey/value pair is present in this font,
then CDevProcshall not be present.
]]>
このフォント中にキーと値との対OtherMetricsが存在する場合、CDevProcが存在してはならない。
CDevProc are asfollows:
]]>
CDevProcの意味は次のとおり。
- wx0,
wy0,minx, miny,
maxx,maxy,
wx1,wy1, px1,
py1:
]]>
最初の二つの表記方向(0及び1)に対する数値的配置量情報は、オペランドスタッ
ク上に、wx0、wy0、
minx、miny、
maxx、maxy、
wx1、wy1、
px1、py1という順序で積まれる。
- wx0,
wy0,wx1, wy1,
are the escapements(ISO9541/EX - ISO9541/PX, etc.)for writing modes 0 and
1, respectively.
]]>
wx0、wy0、
wx1及びwy1は、
表記方向0及び1のための送りとする(たとえば、ISO9541/EX−ISO9541/PXなど)。
- minx,
miny,maxx,
maxy, respectively, are thevalues of the
componentsof ISO9541/EXT, the extents of the glyph.
]]>
minx、miny、
maxx及びmaxyは、
ISO9541/EXTの要素、すなわちグリフ字面範囲の値とする。
- px1, py1, are the x
and y components of thepositioning point (ISO9541/PX,ISO9541/PY) for
writing mode 1.
]]>
px1及びpy1は、
表記方向1のための位置決め点(ISO9541/PX,ISO9541/PY)のx要素及びy要素とする。
CDevProc.)
]]>
(無指定時表記方向における位置決め点は、(0, 0)であり、CDevProc
の使用によって変更されることはない。)
-
次に、作画されているグリフのグリフ識別子が、オペランドスタック上に積まれる。
- CDevProc Procedure is interpreted.
]]>
CDevProc手続きが解釈される。
この手続きはスタック上から11個の引数を取り除き、結果として、先に積まれて
いた10個の引数と同様の意味をもつ10個の数を返す。
-
これら10個の数が、そのグリフの配置量特性に対応した新しい値として使われる
ことになる。
WMode
WMode: Cardinal>shall
be as for FontType 3 Indexed Font SpecificationDictionaries.
]]>
任意選択のキーと値との対<WMode: 非負整数>は、FontType 3指標付きフォント仕様辞書の場合と同じとする。
FontType 1指標付きフォント仕様辞書
FontType 3 Indexed Font
SpecificationDictionaries,FontType 1 Indexed Font Specification
Dictionaries shallcontain any other key/value pairs needed to support the
imaging of glyphrepresentations,and shall provide a glyph representation
whose identifier is<.notdef: Name>.
]]>
FontType 3指標付きフォント仕様辞書の場合と同様に、FontTyp
e 1指標付きフォント仕様辞書は、グリフ表現の作画をサポートするために必
要となる他のキーと値との対があればそれを含まなければならず、識別子が<.notdef:
名前>であるグリフ表現を提供しなければならない。
指標付きフォント仕様辞書は、必要となる項目があれば、なんでも含むことがで
きる。
基底フォントグリフ対応付け
現フォントが基底フォントの場合、文字テキストの作画の過程におけるグリフ対
応付けを行なうアルゴリズムは次のとおり。
グリフ指標は、グリフ列から次のとおりに導出される。
-
グリフ列の各オクテットを0から255までの非負整数として解釈する。
-
結果として得られる各非負整数をグリフ指標として利用する。
フォント指標は利用しないので、グリフ列から取り出すことはしない。
Encoding Vector.
]]>
グリフ指標と基底フォント中のグリフ識別子との関連は、Encodingベ
クタで指定する。
Encodingis a reference to a Vector of Identifiers, and
is a required key/value pairin all BaseIndexed Font Specification
Dictionaries.
]]>
Encodingは識別子からなるベクタへの参照であり、すべての基底指標
付きフォント仕様辞書に必す(須)のキーと値との対とする。
このベクタ、グリフ指標符号化ベクタは、内容中でグリフ指標対応表構造要素を表現する。
.
]]>
グリフ指標符号化ベクタ中の各識別子は、で規定した形
式のグリフ識別子でなければならない。
各グリフ指標は、グリフ識別子を選択するためのグリフ指標符号化ベクタへの指
標として使われる。
that required
Glyph Mapping.
]]>
グリフ指定子が決まる毎に、そのグリフ対応付けを要求した作画演算子(に示した)による処理のために、そのグリフ指定子が返される。
グリフ指標符号化ベクタは、グリフ指標対応表構造要素によって指定できる以上のグリフ
対応付けを表現する。
グリフ指標対応表構造要素は、ローカル名又は構造名であるグリフ識別子をもつように制
約されている。
一方、内容中に構成されたグリフ指標符号化ベクタでは、グリフ識別子としてど
のような識別子でも用いることができる。
RangeCheck exception,when it attempts to associate the glyph
index with a glyph identifier.
]]>
グリフ指標がグリフ指標符号化ベクタのサイズ(引く1)より大きい場合、内容インタプリタは、そのグリフ指標にグリフ識別子を結び付けようとした時にRangeCheck例外を起こす。
グリフ指標符号化ベクタ内の各グリフ識別子は、フォント中のグリフ表現の識別
子であることが望ましい。
Name> shall be substituted.
]]>
あるグリフ識別子がグリフ指標符号化ベクタから選択されたが、そのフォントに
そのグリフ表現がない場合、代わりにグリフ識別子<.notdef: 名前>を用いる。
指標付きフォント仕様辞書及び/又はグリフ指標符号化ベクタで用いるグリフ識別
子は、どのような識別子でもよい。
従って、与えられた指標付きフォント仕様辞書中のグリフ指標符号化ベクタ内で
用いるグリフ識別子は、その指標付きフォント仕様辞書中のフォント資源中のグリフ
識別子のレパートリーとして適切であることが望ましい。
レパートリー
特に、グリフ指標符号化ベクタで用いる識別子は、指標付きフォント仕様辞書で
グリフ表現を識別するのに使う識別子と同じものであることが望ましい。
標準グリフ指標対応表
この規格では、標準グリフ指標対応表を定義する。そのうちの幾つかは、
からで示すように、すべ
てのSPDL提示システムにおいて利用可能でなければならない。
それ以外のグリフ指標対応表が、特定の提示システムにおいて使用できてもよい
し、あるいは、特定の指標付きフォント及び指標付きフォント仕様辞書で使われても
よい。
そのようなシステム又は指標付きフォントでは、この規格に適合することを目的
として標準グリフ指標対応表を使う必要はない。
) and then used in document content
within the scope of theDECLARATION.
]]>
標準グリフ指標対応表は、
資源宣言構造要素(参照)中で宣言され、
その宣言の有効範囲内にある文書内容中で使ってもよい。
ラテン1 出版グリフ指標対応表
GlyphIndexMap::Latin1Publishing
shall be availableon all SPDL presentation systems.
]]>
GlyphIndexMap::Latin1Publishingという名前のグリフ指標対応表は
、すべてのSPDL提示システムで利用できなければならない。
これは256個の名前からなるベクタとする。
afiinnnn as specified inor is the special name .notdef
.
]]>
各名前は、で規定されたafiinnnn
という形式又は特
別な名前.notdef
とする。
GlyphIndexMap::Latin1Publishingis defined in .
]]>
GlyphIndexMap::Latin1Publishing中の名前を定めたリストをで定義する。
ラテン1 出版(A) グリフ指標対応表
GlyphIndexMap::Latin1PublishingA
is defined by this International Standard.
]]>
GlyphIndexMap::Latin1PublishingAという名前のグリフ指標対応表を
、この規格で定義する。
これは256個の名前からなるベクタとする。
GlyphIndexMap::Latin1PublishingAis defined in .
]]>
GlyphIndexMap::Latin1PublishingA中の名前を定めたリストを
で定義する。
アルゴリズム的AFIIグリフ指標対応表
GlyphIndexMap::IR::dddshall be available on all SPDL
presentation systems.
]]>
GlyphIndexMap::IR::dddという名前のグリフ指標対応表のファミリは
、すべてのSPDL提示システムで利用できなければならない。
dis an ISO 646 decimal digit.
]]>
各dは、ISO646の10進数字とする。
ddd shall be the decimalrepresentation of a number between
and 4,294,967,040 decimal andddd shall be evenly divisible by
256..
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dddは、0から4,294,967,040までの範囲の一つの数の10進表現でなけ
ればならず、またdddは、256でちょうど割り切れななければならない。
このグリフ指標対応表のファミリの各メンバーは256個の名前からなるベクタとする。
afiinnn as specified in .
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各名前は、で規定するafiinnnという形式と
する。
GlyphIndexMap::IR::ddd,each Name, afiinnn, in the
GLYPH INDEX MAP shall besuch that the decimal value of nnn is
the decimalvalue of ddd plus the index (0 through 255
decimal,inclusive) of the position of that Name within the Vector.
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ファミリの特定のインスタンス、GlyphIndexMap::IR::dddに対して、
グリフ指標対応表中の、各名前、afiinnnは、nnnの10進にお
ける値が、ddd＋ベクタ中の各名前の位置を示す指標の値(10進で0から25
5、境界を含む)とならなければならない。