日本工業規格 JIS X 4159:2002
拡張可能なマーク付け言語 (XML)



まえがき


この規格は,工業標準化法に基づいて, 日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規 格である。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS X 4159:2002には,次に示す附属書及び解説がある。


原勧告の標題及びまえがきの翻訳

拡張可能なマーク付け言語 (XML) 1.0 (Second Edition)
W3C勧告 2000年10月6日

この版の掲載場所

http://www.w3.org/TR/2000/REC-xml-20001006 (XHTML, XML, PDF, 修正個所を色分けした校閲用のXHTML版)

最新版の掲載場所

http://www.w3.org/TR/REC-xml

以前の版の掲載場所

http://www.w3.org/TR/2000/WD-xml-2e-20000814
http://www.w3.org/TR/1998/REC-xml-19980210

編者

Tim Bray, Textuality and Netscape <tbray@textuality.com>
Jean Paoli, Microsoft <jeanpa@microsoft.com>
C. M. Sperberg-McQueen, University of Illinois at Chicago and Text Encoding Initiative <cmsmcq@uic.edu>
Eve Maler, Sun Microsystems, Inc. <eve.maler@east.sun.com> - Second Edition

著作権 © 2000 W3C® (MIT, INRIA, 慶應), すべての権利を保有する。免責, 商標, 文書の使用,及びソフトウェアの使用許諾に関するW3Cの規則を適用する。

要約

拡張可能なマーク付け言語(XML)はSGMLのサブセットであって,この勧告で,そのすべてを規定する。XMLの目標は,現在HTMLがWWW上で配布,受信及び処理可能であるのと同様に,一般的なSGMLをWWW上で配布,受信及び処理可能にすることとする。XMLは実装が容易であって,SGML及びHTMLのどちらに対しても相互運用性を保つ設計がなされている。

この文書の状態

この文書は,W3C会員企業及び関連する団体によって閲読されており、技術統括責任者によってW3C勧告として承認されている。これは安定した文書であり,参考資料として使用してよく,他の文書から引用規定として引用してもよい。W3Cはこの勧告を制定することによって,この規定への注目を喚起し,広い普及を促進するという役割を果たす。この結果,Webの機能及び相互運用性が高まる。

この文書は,現在広範囲に使用されている国際的な文書処理の規格(Standard Generalized Markup Language, ISO 8879:1986に修正を加えたもの) をWWW上で使用するためにサブセット化した構文を規定する。この勧告は,W3CのXML活動を通じて作成されたもので,この活動の詳細は http://www.w3.org/XMLに示されている。この規定は,英語版を正式とする。しかし,この文書の翻訳については http://www.w3.org/XML/#trans を参照すること。現在のW3C勧告のリスト及び他の技術文書は http://www.w3.org/TR に示されている。

このSecond Editionは、XML(1998年2月10日に最初に出版されたもの。)の新しい版(version)ではない。読者の便宜のため,First Editionについての正誤票(http://www.w3.org/XML/xml-19980210-errata から入手可能)に示された変更を本文に組み入れたに過ぎない。このSecond Editionについての正誤票は,http://www.w3.org/XML/xml-V10-2e-errata から入手できる。

この勧告に誤りがあれば xml-editor@w3.org に報告されたい。