附属書E 定義
定義の中には,他のW3C又は規定文書の類似定義から採用したもの又は修正したものがある。詳細な情報については,定義中のリンクを参照のこと。
- 16ビット単位
DOMString
の基礎単位。これは,DOMString
の索引付けが16ビット単位で発生することを示す。これをDOMString
が任意の16ビット単位を記憶できるという意味であると誤解してはならない。DOMString
はUTF-16で符号化された文字列である。これは,文字列に関する他の関連制約と同様にUTF-16の制約を維持管理しなければならないことを意味している。例えば,数値文字参照の形式での1文字は,一つ又は二つの16ビット単位に対応する。
詳細な情報は,[Unicode]及び[ISO/IEC
10646]を参照のこと。
- 先祖
- 任意のノードAの先祖ノードは,一つの文書の木モデルにおいてAより上位にあるすべてのノードとする。この場合,"上位の"とは"根に向かって"という意味である。
- 子
- 子は一つのノードの直接の子孫ノードとする。
- 最も深い
- 最も深い要素とは,文書の木モデルにおいて,根又は文書要素から最も離れた要素とする。
- 文書順
- 文書順という用語には,深さの最初,前順たどりと同じ意味がある。これは文書のテキスト表現で,開始タグが現れる順に等しい。
- 子孫
- 任意のノードAの子孫ノードとは,文書の木モデルにおいて,Aより下位にあるすべてのノードとする。この場合,"上位の"とは"根に向かって"という意味である。
- 親
- 親とは,一つのノードの直前の先祖ノードとする。
- 兄弟
- 二つのノードが同じ親ノードもつ場合に限り,これら二つのノードは兄弟であるとする。
- トークン化
- XMLプロセサの処理後,様々な情報項目(例えば,様々な型の属性値。ただし,文字列型 CDATAを含まない)に与えられる記述。処理には,先頭及び末尾の除去,複数のスペース文字を一つのスペース文字に置き換えることを含む。トークン化型の定義を参照のこと。