附属書A 日本語検索機能記述例

この標準報告書(TR)の本体に説明された指針を用いて,日本語検索機能を記述する例として,図書館で一般利用者向けの図書検索方法の手引書を作成することを想定した簡単な例を次の箇条に示す。手引書は,初心者向け,上級者向けなどを作成し,初心者向けには,詳細な事項を記入しないなどの配慮をしたほうがよい。

この例を作成するため,国立国会図書館をはじめ,多くの都道府県立図書館・市町村立図書館のウェブページを参考にさせていただいた。


日本語検索機能記述例(図書館の図書資料検索システム)

図書資料検索の方法

図書資料は,検索端末を用いて検索することができます。書名,著者,分類記号による検索ができます。書名,著者,分類記号に索引語を入力し,[検索]ボタンを押してください。複数の項目欄に入力すると,入力したすべての項目を満たす蔵書が検索されます(AND検索)。

文字・数字の入力上の注意

各項目欄には,漢字,平仮名,片仮名,アルファベット,数字を入力して検索することができます。ただし,項目ごとに,制限や拡張がある場合がありますので,各項目欄の説明も参照してください。

書名による検索

著者名による検索

分類記号による検索

分類記号による検索では,日本十進分類法(NDC)による検索ができます。