この標準情報(TR)は, 1996年マルチメディア/ハイパメディア調査研究をもとに 工業標準化の促進に関連して特に重要と判断される技術情報をまとめ, 標準情報 (TR)(タイプII)として公表するものである。その内容は, 1996年に発行され, 改訂 を続けているThe Java(TM) Language Specification(Sun Microsystems, Inc.)をサン・マイクロシステムズ社の承認のもとに翻訳したものである。翻訳は 1996年8月の版に基づく。
原規定は, ISO又はJISの様式に基づいてなく, 通常のJIS又は標準情報(TR)がもつ適 用範囲, 引用規格, 定義の箇条を含んでいない。これらの箇条を追加することによ る箇条番号の原規格との不一致をなくし, しかも通常の標準情報(TR)の様式に近づ けるために, この標準情報(TR)では, これらの箇条をまとめて“0. 標準情報と しての導入”とした。
なお, この標準情報に含まれる商標又は標章は, それの所有者の商標又は標章であ
る。
この標準情報(TR)は, Java言語を規定する。Java言語の利用環境に必要なクラス
ライブラリ, 仮想計算機, アプリケーションプログラミングインタフェース(API)な
どについては, 別途規定する。
次に示す規格は, この標準情報(TR)の文中での引用によって, この標準情報(TR)
の規定の一部となる。これらの引用規格は, それらの最新版を適用する。
この標準情報(TR)で用いる主な用語の定義は, 次による。
備考 ここでは,簡単のため Java言語を Javaと呼ぶ。
0.2 引用規格
0.3 定義