要素BIBINFOは次のものからなる。
- 題目
- 版
- 細版(オプション)
- 言語
- 文書番号
- 文書作成元(オプション)
- 備考(オプション)
- 認証情報(オプション)
- 開発段階情報
- その文書が置き換える, 又は置き換えられる他の文書に関する情報。(オプション)
- 概要(オプション)
- 分類情報(オプション)
- キーワード(オプション)
- 関連規格(オプション)
- 製作情報(オプション)
この情報は, 典型的にはある物理媒体上での文書製作のためにだけ用い,
知識情報としては用いない。
- その他の情報(オプション)
いくつかのオプション要素は, ISO文書では用いない。
それらの要素には, 細版, 概要, 関連規格及びその他の情報がある。
マーク付けの例を次に示す。
<BIBINFO APPLY=ISO>
<MTITLE langcode=EN>
Smokers' paraphernalia —
second title element if any
<PTITLE>Ashtrays
<MTITLE langcode=FR>
Accessoires pour fumeurs —
deuxième élément
du titre,
s'il y en a
<PTITLE>Cendriers
<EDITION>Second
<VERSION>2
<LANGUAGE>EN
<WDNUMBER>ISO/IEC JTC1/SC18/WG8
<SERNUM>N7777
<NUMBER>9999
<PART>1
<SOURCEOD>ISOIEC
<NOTES>MULT.TC CR45.83
<ENDORSMT>
<ENDORSDN>Smokers Doc 1
<ENDORSNT>Explanation of the reasons
of endorsement.
<DEVELOPC>
<STATUS>WD <SCDATE>1986-07-14
<STATUS>DIS<SCDATE>1987-01-18
<VOTESTRT>1987-02-15<VOTEEND>1987-08-15
<STATUS>DIS<SCDATE>1988-03-18
<VOTESTRT>1988-05-15<VOTEEND>1988-11-15
<STATUS>IS <SCDATE>1989-10-01
<ABSTRACT>The text of an abstract.
<P>Another paragraph in the abstract.
<CLASSIFN type=UDC>123.456.789
<KEYWORD>ashtray
<KEYWORD>smoking
<RELSTD>UOS 1234
<PRODINFO>
<PRODPARM>toc <PRODVAL>3 2
<PRODPARM>fastpage<PRODVAL>2
<PRODPARM>pprice <PRODVAL>14
<PRODPARM>crc <PRODVAL>palatino
<OTHERPRM TYPE=myparm>34
<OTHERTXT TYPE=mytext>Some text whose
type is not explicitly
included in the DTD.
題目
題目情報は, 次の要素の1回以上の繰り返しからなる。
- 主題(MTITLE)
- 部題(PTITLE)
題目の言語は, 属性LANGCODE=で示す。
その値はISO 639に従う。
題目中に含むダッシュ
は, 実体—を用いてキー入力する。
複数の部からなる規格の場合,
題目と部の題目との間のダッシュは, 題目の一部ではないのでキー入力しない>
。
このダッシュは適当な場所にシステムが追加する。
ラテンアルファベットを用いない言語での題目は, 実体参照を用いてキー入力する
。
交換性を高めるため, ダイアクリティク付きラテン文字は実体参照を用
いて表現することを推奨する。
典型的なマーク付けを次に示す。
<MTITLE langcode=EN>
Smokers' paraphernalia —
second title element if any
<PTITLE>Ashtrays
<MTITLE langcode=FR>
Accessoires pour fumeurs —
deuxième élément
du titre,
s'il y en a
<PTITLE>Cendriers
版
版はタグ<EDITION>によって識別する。
マーク付けの例を次に示す。
<EDITION>Second
細版
文書の細版(オプション)はタグ<VERSION>によって識別する。
これは規格案の細版を示すために用いる。
マーク付けの例を次に示す。
<VERSION>2
言語
文書の記述言語はタグ<LANGUAGE>によって識別する。
この要素の内容はISO 639に従う。
マーク付けの例を次に示す。
<LANGUAGE>en
規格の参照番号中にある言語識別子(E, F又はR)は, この要素の内容から導かれる。
文書番号
文書番号は次のものからなる。
- 作業原案の番号(WDNUMBER)。接頭辞の後に通し番号(SERNUM)要素を続けたもの。
- 規格の番号(NUMBER)。
- 部の番号(PART)。(規格を部に分けて出版する場合。)
- タイプ(TYPE)。内容は1, 2又は3。(その文書が技術報告である場合。)
マーク付けの例を次に示す。
<WDNUMBER>ISO/IEC JTC1/SC18/WG8
<SERNUM>N7777
<NUMBER>9999
<PART>1
文書作成元
文書の作成元は, タグ<SOURCEOD>によって識別する。
この要素の内容は, JIS, ISO又はISOIECのいずれかとする。
この要素はオプションとする。
<BIBINFO APPLY=ISO>の場合, 作成元は暗黙にISOとなる。
マーク付けの例を次に示す。
<SOURCEOD>ISOIEC
備考
文書に適用できる備考がある場合, それはタグ<NOTES>によって識別する。
その内容は次のものの1個以上の繰り返しからなる。
- FT (ファーストトラック用)
- NONCOMP (まだシステム上にない文書用。
この場合, システムは表紙及びはしがきを生成するためだけに用いる。)
- CR45.83 (評議会決議45/1983用)
- CR21.86 (評議会決議21/1986用)
- LATE.F (仏文テキストの遅れ到着)
- LATE.E (英文テキストの遅れ到着)
- MULT.TC (いろいろな分野の専門家を参照する備考)
マーク付けの例を次に示す。
<NOTES>MULT.TC CR45.83
認証情報
認証情報がある場合, それはタグ<ENDORSMT>によって識別する。
この要素の内容は, 次のいずれかの1回以上の繰り返しとする。
- 認証済み文書の参照番号(ENDORSDN)
- 認証の説明(ENDORSNT) (オプション)
マーク付けの例を次に示す。
<ENDORSMT>
<ENDORSDN>Smokers Doc 1
<ENDORSNT>Explanation of the reasons
for endorsement.
開発段階情報
文書の開発段階に関する情報は, 要素DEVELOPC中に含まれる。
この要素は, 次のいずれかの1回以上の繰り返しからなる。
- 文書の状態(STATUS)。その内容は次のとおり。
- IS: 国際規格
- ISP: 国際標準プロファイル
- TR: 技術報告
- DIS: 国際規格原案
- DISP: 国際標準プロファイル原案
- DTR: 技術報告原案
- AMDS: 修正済み原案(規格)
- AMDT: 修正済み原案(技術報告)
- AMDP: 修正済み原案(国際標準プロファイル)
- CD: 委員会原案
- PDTR: 提案技術報告素案
- WD: 作業原案
- 文書がその段階に到達した日付(SCDATE)
- その段階の投票が始まった日付(VOTESTRT)(適用可能な場合)
- その段階の投票が終わった日付(VOTEEND)(適用可能な場合)
- 解説的な報告(REPORT)(オプション)
最後の状態項目が, 文書の現在の状態を示す。
マーク付けの例を次に示す。
<DEVELOPC>
<STATUS>WD <SCDATE>1986-07-14
<STATUS>DIS<SCDATE>1987-01-18
<VOTESTRT>1987-02-15<VOTEEND>1987-08-15
<STATUS>DIS<SCDATE>1988-03-18
<VOTESTRT>1988-05-15<VOTEEND>1988-11-15
<STATUS>IS <SCDATE>1989-10-01
置換情報
文書は, 他の1個以上の文書の全体, 又はその一部を置き換えてもよい。
同様に, ある文書が他の1個以上の文書によって置き換えられてもよい。
これらの置き換え情報は, それぞれ要素REPLACES及びREPLACEDによって識別する。
これらの要素は繰り返し可能とする。
これらの要素は次のものからなる。
他の1個の文書を置き換える場合のマーク付けの例を次に示す。
<REPLACES><EXTREF><REFREF>ISO 8879:1986
<REFSPEC>annex D</REPLACES>
概要
概要(オプション)は, タグ<ABSTRACT>によって識別する。
その内容は段落の列とする。
この要素の内容は, 紙で出版した国際規格には用いない。
この情報は書誌生成物だけに用いる。
マーク付けの例を次に示す。
<ABSTRACT>The text of an abstract.
<P>Another paragraph in the abstract.
分類番号
分類番号はタグ<CLASSIFN>によって識別する。
属性TYPE=は分類方法を識別するために用いる。
現時点では, UDC番号だけを国際規格に用いる。
マーク付けの例を次に示す。
<CLASSIFN type=UDC>123.456.789
キーワード
文書の各キーワードは, タグ<KEYWORD>によって識別する。
この要素は0回以上現われることができる。
ISOの規格のキーワード(記述子)は, ISO中央事務局が割り当てる。
マーク付けの例を次に示す。
<KEYWORD>ashtray
<KEYWORD>smoking
関連規格
文書に関連する規格は, タグ<RELSTD>によって識別する。
この要素は国際規格では用いない。
マーク付けの例を次に示す。
<RELSTD>UOS 1234
製作情報
製作パラメータは要素PRODINFO中で指定する。
この要素は次の対の集まりからなる。
- 製作情報パラメータの名前を内容とする要素PRODPARM。
- そのパラメータの値を内容とする要素PRODVAL。
製作情報は, 適用可能であれば次のものを指定するために用いる。
- 文書が目次を持たなければならないことを示すために"toc"を指定する。
目次に含める副節のレベルは, 要素PRODVALの内容によって制御する。
その最初の数値が本体用のレベル, 2番目の数値が附属書用のレベルを示す。
たとえば, 本体についてはH0からH3まで, 附属書についてはH1からH2までを含めるには
, 次のとおり指定すればよい。
<PRODPARM>toc <PRODVAL>3 2
- その文書のファストトラック処理に関するコメントを含むページを
示すために, "fastpage"を規格事務局が受け取った版下中に指定する。
- 規格の価格の算定基準となるページ数を示すために, "pprice"を指定する。
この属性は仏語で記述された規格だけに使用し, その英語版のページ数を示す。
価格政策は, その英語版における技術的内容のページ数に基づいて規格の価格を決める
。
英語版の場合, そのページ数は自動的に計算される。
- 規格事務局が受け取った版下で用いる書体を示すために, "crc"を指定する。
完成版文書の提出に関係する作製パラメータは"toc"だけで,
他のパラメータはいずれも規格事務局で内部的に使用する。
マーク付けの例を次に示す。
<PRODINFO>
<PRODPARM>toc <PRODVAL>3 2
<PRODPARM>fastpage<PRODVAL>2
<PRODPARM>pprice <PRODVAL>14
<PRODPARM>crc <PRODVAL>palatino
その他
ISOが使用するその他の情報はない。
タグSTANDARDの属性
- STATUS=
この属性は次の値をとる。
- IS: 国際規格
- ISP: 国際標準プロファイル
- TR: 技術報告
- DIS: 国際規格原案
- DISP: 国際標準プロファイル原案
- DTR: 技術報告原案
- AMDS: 修正済み原案(規格)
- AMDT: 修正済み原案(技術報告)
- AMDP: 修正済み原案(国際標準プロファイル)
- CD: 委員会原案
- PDTR: 提案済み技術報告素案
- WD: 作業原案
- TYPE=
この属性は, その文書が技術報告であれば, STATUS=TR, DTR, PDTR
又はCDの場合に, 値1, 2又は3をとる。
- VERSION=
この属性はDISの版を示す。
- SOURCE=
この属性は値ISO又はISOIECをとる。
値ISOがデフォルト値であるため, この属性はISO/IEC規格だけに指定が必要となる。
- NOTES=
この属性は次の1個以上の値をとる。
- FT (ファーストトラック用)
属性FASTPAGE=は, ファストトラック処理される文書の版下中でファ
ストトラック処理に関するコメントを含むページ番号を示すために用い
る。
- NONCOMP (まだシステム上にない文書用。この場合, システムは表
紙を生成するためだけに用いる。)
- CR45.83 (評議会決議45/1983用)
- CR21.86 (評議会決議21/1986用)
- LATE.F (仏文テキストの遅れ到着)
- MULT.TC (いろいろな分野の専門家を参照する備考)
- PPRICE=
規格の価格の算定基準となるページ数を示す。
この属性は仏語で記述された規格だけに使用し, その英語版のページ数を示す。
価格政策は, その英語版における技術的内容のページ数に基づいて,
規格の価格を決める。
英語版の場合, そのページ数は自動的に計算される。
前書き
題目ページ
題目ページ要素は, 表紙及び裏表紙上に現われる諸情報からなる。
要素のいくつかはデータベースから取り出され, 他のものは規格中にキー入力される。
後者のいくつかは, データベースを将来改訂するために用いてもよい。
データベースから得る情報
データベースから取り出す部分は次のとおり。
- TC/SC番号及び題目
- TC/SC事務局
- 対象分野及びグループ
- UDC番号
一時的な措置として, UDCはタグ<UDC>を用いて手動で入力することもできる。
これは, 要素LANGUAGE (参照)の直後に置く。
- 記述子群
文書番号
文書番号は, 次のものに分割される。
- 作業原案番号(オプション)
これは, 次のものからなる。
マーク付けの例を次に示す。
<WDNUMBER>ISO/IEC JTC1/SC18/WG8
<SERNUM>N1234
- 規格の番号
- 部の番号
- 版の番号
- 日付
この日付は通常その版の発行日付だけとする。しかし, 同じ版の修
正版及び再印刷版の発行日付, 送付日付, 又は投票終了日付等からなる追加的な日付が
あってもよい。
日付のタイプは属性TYPE=によって示す。その値は, PUBL(発行日付),
CDREG(委員会原案の登録日付), WD(作業原案の日付), CORREP(修正版及び再印刷版の日
付), SUBM(投票用に送付された日付)又はVOTE(投票期間終了の日付)とする。
- 言語(群)
E, F又はRが, それぞれ英語, 仏語又は露語を示す。
題目
題目は次のいずれかとする。
- 次に示す一連の要素の並び
- 規格の言語で書いた題目
- 部の題目(オプション。部に分れている場合)
- 第二の言語(英語の規格の場合には仏語, 仏語の規格の場合には英語)で書いた題
目
- 第二の言語による主題(STITLE)。第二の言語による主題がわからない場合,
属性
)。
- 第二の言語による部の題目(オプション。部に分れている場合)
- 又は, 1個のmltitle (複数言語題目)要素。こ
の要素は, 題目及び(オプションの)部の題目からなる繰り返し可能なグループを含む。
題目中のダッシュは実体—を用いてキー入力する。
複数の部からなる規格の場合, 題目と部の題目との間のダッシュは, 題目の一部ではな
いためキー入力されない>。
このダッシュは, システムが適当な位置に加える。
マーク付け例
マーク付けの例を次に示す。
<STANDARD STATUS=DIS VERSION=2
NOTES="CR45.83 MULT.TC">
<FRONTM>
<TITLEP>
<DOCNUM>
<NUMBER>9999
<PART>1
<EDITION>Second
<DATE TYPE=SUBM>1991-05-01
<DATE TYPE=VOTE>1991-11-01
<LANGUAGE>E
<TITLE>
Smokers' paraphernalia —
second title element if any
</TITLE>
<PTITLE>
Ashtrays
</PTITLE>
<STITLE>
Accessoires pour fumeurs —
deuxième élément
du titre,
s'il y en a
</STITLE>
<PSTITLE>
Cendriers
</PSTITLE>
or
<MLTITLE>
<TITLE>
Smokers' paraphernalia —
second title element if any
</TITLE>
<PTITLE>
Ashtrays
</PTITLE>
<TITLE>
Accessoires pour fumeurs —
deuxième élément
du titre,
s'il y en a
</TITLE>
<PTITLE>
Cendriers
</PTITLE>
</MLTITLE>
目次
規格が目次を含む場合, タグ<TOC>を挿入する。
目次の項目は, テキストフォーマタが自動的に生成する。
オプションの属性LEVELによって, 規格の本体の目次に含める副節のレベルを制御でき
る。
同様に, 属性LEVELAは, 附属書についての制御を行なうために用いる。
たとえば, 本体中のH0からH3まで, 及び附属書中のH1からH2までを含め
るためのタグ付けは, 次のとおりとなる。
<TOC LEVEL=3 LEVELA=2>
はしがき
はしがきは, キー入力したのではなくテキストフォーマタが挿入した
大量の固定テキストを含む。
したがって, これは必要ならまとめて変更できる。
はしがき中のさまざまな情報を提供する要素が, いくつか定義されている。
文書の出典を説明する情報として, 次のものがある。
- ISO委員会の内部で開発した場合
- 文書の創作者である技術委員会を指定する1個以上のTC又はJTC要素,
若しくは文書の創作者である技術委員会及び下部委員会を指定する1個以上のTCSC又はJ
TCSC要素。
- テキストの開発に際して共同作業を行った他の組織を指定する,
オプションで1個以上のCOLLAB要素。
- ISO委員会の外部で開発した場合
- 文書の作成元を指定する要素SOURCE
- 文書を採用したTCを指定する要素TCADOPT
文書が他の規格を置き換える場合。
- 他の規格の抹消は, 要素CANCELによって示す。
この要素の内容は, その規格の番号及び出版年とする。
- 先行する版の置き換えは, 要素REPLACEによって示す。
その内容は, 置き換えられる版の版, 番号及び出版年とする。
この要素の次には, 置換の理由を説明する要素REPCOMを置く。
このブロックの後には(オプションの)段落が続き, その文書が一連
の部の一つである場合(オプションの)部題のリスト(PARTLIST)及び後続
の段落が続く。
マーク付けの例を次に示す。
<FOREWORD>
<TCSC>999/1
<TCSC>998/2
<JTCSC>1/4
<COLLAB>the International Smokers'
Federation.
or
<SOURCE>the International Smokers'
Federation
<TCADOPT>998
<CANCEL>1234:1950
or
<REPLACE>first edition
(ISO 9999-1:1980)
<REPCOM>which covered only
glass ashtrays.
<PARTLIST>
導入
導入がある場合, タグ<INTRO>によって識別する。
その内容は節(参照)と同じとする。
マーク付けの例を次に示す。
<INTRO>
<P>
This part of ISO 9999
was ...... redundant.
一般的注意
オプションの一般的注意要素(GNEWARN)は, 1個以上の段落のテキストからなる。
開始タグ及び終了タグは共に必す(須)とする。
<GENWARN>
Text of the first paragraph of
the warning.
<P>Text of a second paragraph.
</GENWARN>
本体
本体はタグ<BODY>によって識別する。
本体を通常の2段組ではなく1段組として組版しなければならない規格の場合, オプショ
ンの属性COLS=1を用いる。
適用範囲
適用範囲はタグ<SCOPE>によって識別する。
その内容は節(参照)と同じとする。
マーク付けの例を次に示す。
<SCOPE>
<P>
This part of ISO 9999 specifies
requirements for ashtrays, ....
適合性
(オプションの)適合性の節は, タグ<CONF>によって識別する。
その内容は節(参照)と同じとする。
マーク付けの例を次にしめす。
<CONF>
<P>
This ....
引用規格
この節の先頭に, テキストフォーマタが自動的に挿入す固定テキストを
置く。
この固定テキストには2種類の形態, つまり規格全体に適用する場合の
形態及び規格の特定の部にだけ適用する場合の形態がある。
いずれの形態を適用するかを選択するために, 属性APPLY=ALL又はPARTを用いる。
引用規格が1個だけであるか複数あるかに応じて, 小さな変形を自動的
に行う。
引用リストを識別するタグは, <REFLIST>とする。
個々の引用要素はタグ<REFREF>によって識別する。
この要素の内容は引用規格を識別する文字列とする。
この文字列は, ISO又はIEC文書番号から構成される。
引用規格の題目は, 題目のデータベースから取り出す。
最新版を引用しているかどうかの検証を行い, そうでない場合には警告
メッセージをが発行する。
引用規格が見つからない場合, エラーメッセージを発行する。
引用規格がデータベース中にない場合, 手作業によって引用規格の題目
を追加してもよい。
IECの出版物はまだISOのデータベースに含まれていない。
マーク付けの例を次に示す。
<REFS APPLY=PART>
<REFLIST>
<REFREF>ISO/R 573:1964
<REFREF>ISO 5361-3:1984
<REFREF>ISO/TR 7329:1984
<REFREF>IEC 160:1963
<REFREF>ISO 1234:-
<REFREF>ISO/IEC 9541-ALL:1991
<REFREF>Davidoff 123<REFTIT>
<CIT>The Davidoff Guide to
Ashtrays</CIT>, Geneva 1985.
まだ出版されていない文書(たとえばDIS)の引用は, 年の代わりに
複数の部に分れた規格のすべての部を引用する場合, 部番号の代わりに参照する文書の題目を識別するために, タグ<CIT>を用いる。
規格の参照
タグ<REFREF>は, 引用リストの外部, たとえば書誌の中でも規格の
題目を取り出すために用いることができる。この場合, 終了タグは必す
(須)となる。
<REFREF>ISO 5361-3:1984</REFREF>
この場合, テキストは行中に置かれ, 題目の後にピリオドを加えることはない。
用語定義
このオプションの要素はタグ<DEFS>によって識別する。
用語定義の先頭に置く固定テキストは, テキストフォーマタが自動的に
挿入する。
この固定テキストには2種類の形態, つまり規格全体に適用する場合の
形態及び規格の特定の部にだけ適用する場合の形態がある。
いずれの形態を適用するかを選択するために, 属性APPLY=ALL又はPARTを用いる。
他の規格における定義を適用する場合, それらの規格をタグ<DEFREF>を用いて識別
し, その後に(オプションの)定義リスト(<DL>)を続ける。
定義する用語は<DT>, その定義は<DD>によってタグ付けする。
マーク付けの例を次に示す。
<DEFS>
<DEFREF>ISO 1234
<DEFREF>ISO 6789
<DL>
<DT>ashtray
<DD>Receptable ...
by the user.
<DT QUAL="of an ashtray">rated capacity
<DD>The quantity of ...
under specified conditions.
...
</DL>
1個のDDに関して複数個のDTがあってもよい。
各DDをさらに修飾するために, 属性SOURCE=を用いることができる(例:SOURCE="Encycl
opedia Britannica")。
各DTを修飾するために, 次の属性を用いることができる。
- TYPE= (値は次のとおり)
- SYN (同意語)
- DEPR (非推奨用語)
- DEPSENSE (この意味では非推奨用語)
- DEPBAN (使用禁止用語)
- COUNTRY = (国)。
国名はISO 639に従い, たとえばGB, US, CH, BEを指定する。
- LANG = (言語)。
言語はISO 639に従い, たとえばen, frを指定する。
- QUAL = (修飾子)。
たとえば
本の>, 工具の>を指定する。
これらに加え, タグ<LIREF REFID= >を用いて, 定義を参照するための属性ID=を
追加できる。
1個のDTに関して複数個のDDがある場合, 次のとおりタグ<DDG>を使用する。
<DT>ashtray
<DDG>ashtray
<DD>Receptable ...
by the user.
<DD>Ornament ...
</DDG>
用語定義が内部構造をもつ場合, 次のとおりタグ<DTH>を使用する。
<DL>
<DTH>term group 1
<DL>
<DT>term
<DD>description
...
</DL>
<DTH>term group 2
<DL>
<DT>term
<DD>description
...
</DL>
</DL>
用語データ, 特に多言語の用語規格のためのタグ付けはで記述する
。
記号及び略語(又は記号)
オプションの記号及び略語の節は, タグ<SYMABB>によって識別する。
その代替である記号の節は, タグ<SYMS>によって識別する。
これらの要素の内容は, 通常は記号のリスト(<SYML>)となる。
定義する記号は<SYM>, その定義は<DESC>によってタグ付けする。
マーク付けの例を次に示す。
<SYMABB>
<P>The following symbols and
abbreviations are used in this
International Standard.
<SYML>
<SYM>α<DESC>acceleration
<SYM>ARA<DESC>Ashtray Registration
Authority
...
</SYML>
追加の技術規定節
この節はタグ<H1>によって識別する。
参照。
附属書
附属書(規格)はタグ<ANNEXN>によって識別し, 附属書(参考)はタグ<ANNEXI>によ
って識別する。
いずれの場合も, その後にはタグ<H1>が続く。
附属書が参照されている場合, 識別子属性(ID=)の値を用いることができる。したがっ
て, この値は文書中において一意でなければならない。
短題目属性(STITLE=)を使用してもよく, これは, 頭部又は脚部の欄外
見出しとして用いる短縮版の題目を入力するために使うことが多い。
附属書は通常新しいページから始まるが, 短い附属書は必ずしも新たなページから始め
る必要はなく, この場合タグ<ANNEX>又はタグ<NANNEXI>に属性PAGE=NOを指定で
きる。
附属書の題目は通常, ページ一杯の幅をとる。
一欄分の幅にすることを指定する際には, 属性COLSH=2を用いることができる。
PAGE=NO及びCOLSSH=2は, 附属書をページ内に残っている小さな空間に
オプションの属性COLS=1は, 附属書を通常の2段組ではなく1段組と
して組版しなければならないときに用いる。
マーク付けの例を次に示す。
<ANNEXN>Title for first normative annex
属性ORIGIN=は, ISOが用いることはない。