この附属書は,この規定の最終審議案からの変更について,参考となる説明を提供している。最終審議案後に行われたこの規定への重要な変更はすべて,最終審議案後の幾つかの編集上の変更とともに,この附属書の中に示されている。
C.1 最終審議案後の重要な変更
C.1では,OWLの規定を修正する文書への最終審議案後の変更に関する情報を提供する。
-
[2003年4月10日]
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003Apr/0046.htmlに合わせて,
owl:Class,
owl:Restriction,
owl:ObjectProperty,
owl:DatatypeProperty,
owl:AnnotationProperty,
owl:OntologyProperty,
owl:Ontology,
owl:AllDifferent,
owl:FunctionalProperty,
owl:InverseFunctionalProperty,
owl:SymmetricProperty,及び
owl:TransitivePropertyを
5.2のCIに追加した。これらのうち,幾つかは既に推論可能であった。
-
[2003年4月10日]
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003Apr/0046.htmlに関連して,owl:distinctMembersを5.2のRIに追加した。
-
[2003年4月15日]
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003Apr/0064.htmlに合わせて,
owl:OntologyPropertyを4.2の使用不能なOWL語い(彙)の使用不能な語い(彙)に追加した。
-
[2003年5月5日]
owl:NothingをOWL Liteに追加するという2003年5月1日のウェブオントロジ作業グループの決定によって,
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003May/0017.htmlに記録し,owl:Nothingの導入を変更して,それを表示した。owl:Nothingの索引もすでに更新された。
-
[2003年5月9日]
内部一貫性を改善するために,4.1の注記特性について,任意のrdf:Property型を追加した。
-
[2003年5月30日]
EquivalentClassesの対応付けを修正するという2003年5月29日のウェブオントロジ作業グループの決定によって,
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003May/0402.htmlに記録し,
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003Apr/0003.html及び
http://lists.w3.org/Archives/Public/public-webont-comments/2003May/0052.htmlに合わせて,すべてのGの<i,j>について,EquivalentClasses(d1 ... dn)の対応付け規則を変更してT(di) owl:equivalentTo T(dj)とした。この場合,Gは,無向グラフとして解釈された場合に,{1,...,n}の関連グラフを形成する{1,...,n}の組の集合とする。
-
[2003年5月30日]
オントロジ特性の公理を追加するという2003年5月29日のウェブオントロジ作業グループの決定によって,
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003May/0402.htmlに記録し,2.3.1.3及び2.3.2.4のOWL Lite及びOWL DL抽象構文にオントロジ特性の公理を追加した。3.3のオントロジ特性公理の直接的意味論条件を追加し,さらに,4.1のオントロジ特性公理の対応付けを追加した。補助定理2及び補助定理3の証明を修正した。
-
[2003年5月30日]
owl:intersectionOfの意味論を変更し,概念的な意味論から拡張の意味論へ関連資源を変更するという2003年5月29日のウェブオントロジ作業グループの決定により,
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003May/0402.htmlに記録し,5.2の
owl:intersectionOf,
owl:unionOf,
owl:complementOf,及び
owl:oneOfの意味論的な条件を修正した。補助定理1の証明に変更を加える必要はなかった。補助定理4及び補助定理2の証明を修正した。
-
[2003年6月2日]
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003Jun/0004.htmlのJeremy Carrolの意見に合わせて,4.1において,型をもたない任意の個体に関する対応付け規則を若干変更した。
-
[2003年6月4日]
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003Jun/0011.htmlに合わせて,2.3.1.3,
2.3.2.3,及び
4.1において,データ型及びrdfs:Literalの取扱いを若干変更した。
-
[2003年6月4日]
http://lists.w3.org/Archives/Public/public-webont-comments/2003May/0050.htmlに合わせて,ポイントowlsas-rdf-equivalent-classについて,3.4のオントロジ注記の取扱いを修正した。
-
[2003年6月5日]
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003Jun/0004.htmlのJeremy Carrollのコメントに合わせて,直接的意味論を修正し,OWL個体ではない領域要素の使用を可能にした。これらの領域要素は,クラス,特性及びオントロジの注記に意味を与えるために使用される。3.1,
3.2,
3.3,及び
附属書A.1において,変更が加えられた。
-
3.1及び附属書 A.1で変更を加えている。
-
[2003年6月26日]
owl:sameIndividualAsをowl:sameAsに置き換えるという2003年6月26日のウェブオントロジ作業グループの決定によって,
http://lists.w3.org/Archives/Public/www-webont-wg/2003Jun/0364.htmlに記録し,2.2,
3.3,
4.1,
4.2,
5.2,及び
附属書A.1に変更を加えた。
-
[2003年6月30日]
Jeremy Carollが通知したowl:hasValueの意味論条件のバグを修正し,5.2において,特性から個体への値又はデータ値に関する条件を変更した。
-
[2003年7月23日]
最終審議案後のRDF意味論への重要な変更に合わせて,rdfs:subClassOf及びrdfs:subPropertyOfのif-and-only-if条件をonly-if条件に変更し,OWLクラスのrdfs:subClassOf,OWL個体値特性及びOWLデータ型特性のrdfs:subPropertyOfについて,if-and-only-if条件を5.2に追加した。
-
[2003年7月23日]
RDF構文の三つ組への重要な変更に合わせて,集まりの型付け三つ組[未知の適用可能な規定]を削除し,4.1のリスト資源の型付けを任意にした。同様に,附属書B.1の例を修正した。
C.2 最終審議後の編集上の変更
C.2では,最終審議後の規定への編集上の変更,すなわち,OWLの規定に影響を与えない変更に関して情報を提供する。
C.3 勧告候補後の重要な変更
C.3では,OWLの規定に変更を加える勧告候補後の変更について情報を提供する。
C.4 勧告候補後の編集上の変更
C.4では,勧告候補後の規定への編集上の変更,すなわち,OWLの規定に影響しない変更に関する情報を提供する。
C.5 勧告案からの変更
C.5では,勧告案後の規定の変更に関する情報を提供する。