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付録A DSDLの翻訳JIS原案

A.1 DSDL-1



日本工業規格(案)
JIS X 4177-2:2005
(ISO/IEC 19757-2:2003)

文書スキーマ定義言語(DSDL)−第2部:正規文法に基づく妥当性検証 - RELAX NG
Document Schema Definition Languages (DSDL) - Part 2: Regular-grammar-based validation - RELAX NG

序文

この規格は,2003年に第1版として発行されたISO/IEC 19757-2,Document Schema Definition Languages (DSDL) - Part 2: Regular-grammar-based validation - RELAX NGを翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格である。

0. 導入

この規格の構成を次に示す。5.は,データモデルを示し,6.以降で用いるXML文書の抽象化を示す。6.は,RELAX NGスキーマの構文を示す。7.は,RELAX NGスキーマを単純化するのに適用される一連の変換を示し,更にRELAX NGスキーマの追加要件を規定する。8.は,変換を適用した結果の構文を示す。この単純な構文は,完全な構文の部分集合とする。9.は,単純な構文を用いる正しいRELAX NGスキーマの意味を示す。この意味は,どのような場合に要素がRELAX NGスキーマに照らして妥当になるかを規定する。10.は,RELAX NGスキーマが単純な形式に変換された後にRELAX NGスキーマが満たすべき要件を示す。最後に11.は,RELAX NGの妥当性検証器に関する適合性要件を示す。

この規格は,RELAX NG規定(附属書Cの[1])に基づく。RELAX NGに関する指導書が,この規格とは別に用意されている[RELAX NG Tutorial(附属書Cの[2])を参照]。

1. 適用範囲

この規格は,XMLに関するスキーマ言語RELAX NGについて規定する。RELAX NGスキーマは,XML文書の構造及び内容に関するパターンを規定する。そのパターンは,正規木文法を用いて規定される。この規格は, RELAX NGスキーマが満たすべき要件を規定し, RELAX NGスキーマによって規定されるパターンにXML文書がどんなときマッチするかを規定する。

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。

ISO/IEC 19757-2:2003,Document Schema Definition Languages (DSDL) - Part 2: Regular-grammar-based validation - RELAX NG (IDT)

[以降省略]


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