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2. SGMLとXMLの比較

2.4 機能の固定


次のとおり機能(feature)を固定している[文献17)]

機能設定内容
DATATAG(内容モデルの定義に従って, データ文字をタグとして扱う)NOSGMLのデータタグを使用不可。
OMITTAG(タグを省略する)MO開始タグと終了タグは必須。
RANK(見出しなどの要素に明示的な付番を指定する)NO要素型の名前のRank Featureは使用不可。
SHORTTAG(タグを構成する区切り子, 共通識別子, 属性などを省略)NO(原則として)">"のない開始タグ, 終了タグは使用不可。
LINK(DTDをリンクして, 文書が一つの文書型から他の文書型に変形できることを指定する)NOLink Featureは使用不可。
CONCUR(基本DTDの文書に指定したDTDのインスタンスを併存させる)NOCncur Featureは使用不可。名前空間の処理命令で対処。
SUBDOC(文書に副文書実体を入れ子にする)NO副文書は使用不可。
FORMAL(公開識別子を公式公開識別子として解釈する)NO公開識別子(PUBLIC)には公式公開識別子の限定はない。


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