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2. SGMLとXMLの比較
2.3 宣言(SGMLからの変更)
1. 使用不可宣言
いずれも短縮参照(区切り子でくくった実体参照を短い文字列で代用する)のための宣言。
2. 宣言の制限
- 実体宣言
- 要素型宣言
- 要素型の名前に名前グループを使用不可。
- 最小化パラメタ("o","-")を指定不可。
- 内容モデルに区切り子"&"(すべての要素が任意の順に出現)を使用不可。
- 内容モデルでは, #PCDATAは先頭に置く。
- 内容モデルに, 例外要素を指定不可。
- 属性リスト宣言
- 要素型の名前に名前グループを使用不可。
- 名前トークングループの区切り子は"|"だけとする。
- 記法に属性を指定不可。
- コメント宣言
- コメント宣言は"<!--"ではじまり, "-->"で終了する。
- 空のコメント宣言は使用不可。
- マーク付き区間宣言
- INCLUDE/IGNOREマーク付き区間は, 文書インスタンスには書けない。
- マーク付き区間は, DTDの内部サブセットには書けない。
- マーク付き区間の状態キーワードは一つだけとする。
- 処理命令
- "<?"の直後に処理命令ターゲットを置く。
- 処理命令ターゲットが"xml"であるものは, 外部実体の最初だけとする。
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