1997年からは, XMLのコンセプトをSGMLに取り入れてXMLをSGMLの完全なサブセットに位置付けるためのTechnical Corrigendum(TC)が提案され, 既にTC2(WebSGML)[文献7)]が投票で承認された。1998年になってからは, TC3[文献8)]の審議が開始され, 投票によるその承認の後, TC2とTC3とを統合したテキスト[文献9)]が出版される予定になっている。
JIS X 4151(SGML)に対しては, この統合版を翻訳したSGML追補2が準備されつつある。
XMLとの整合のための検討は, HyTimeに関しても行なわれている。