XMLは著しい普及を示し,XMLを利用してデータ構造を記述する数多くの規定等が開発されている.それらに関する紹介は他稿に譲ることとし,ここでのSGML/XML応用は,JTC1/SC34の中で検討されたものにとどめる.
XMLが普及していった時期は,JTC1/SC34のこの分野で日本がリーダシップを確立していった時期。その時期に続いて,標準化戦略の重要性が叫ばれるようになり,SC34における日本のリーダシップ確立までの経緯が注目されている。