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4. XML(Extensible Markup Language)

4.2.2 XMLのJIS
JISの体裁



W3Cは, W3C文書の内容を,どんな目的のためにもどんな媒体でも,報酬又は使用料なしに[注3],使用,複写及び配布することを許可しているが,それは, 使用する文書又はその一部のすべての複写物が次を含む場合に制限されている.

(a) W3C文書(原規定)へのリンク又はURI.
(b) 原著者の既存の著作権表示.それがない場合は,次の形式の表示."Copyright, World Wide Web Consortium, (Massachusetts Institute of Technology, Institut National de Recherche en Informatique et en Automatique, Keio University). All Rights Reserved. http://www.w3.org/Consortium/Legal/" (ハイパテキストが望ましいが,テキスト表現も可.)
(c) W3C文書(原規定)の状態

TR X 0008は, この要求に従った内容で発行されたが, XML1.0のJIS化に関して, W3Cはさらに, 勧告のまえがきの記載内容をJISのまえがきに含めることを要求し, 原案委員会のWG2メンバとW3C担当者との打合わせがもたれ,具体的な様式が決められた.この様式は,その後のW3C勧告に対応するJISに継承されている.

注3: 日本規格協会が発行するTR,JIS等は有料で提供される.これは,W3Cが要求する"どんな目的のためにもどんな媒体でも,報酬又は使用料なしに"の要求を満たせないため,W3C勧告に対応するTR,JIS等の料金とは,それらに含まれる解説の料金であるとの解釈が採用されている.


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