この規定に示した概念の多くは,システムレベルの問題であって,エンタプライズJavaBeansアプリケーションプログラマには透過的となる。 エンタプライズJavaBeansの主要目標は,これらの複雑なシステムレベルの問題をアプリケーションプログラマから隠すことなので, 将来,エンタプライズJavaBeansプログラマ用手引きを独立に提供する計画がある。
エンタプライズJavaBeansは,Sun及び協力会社における数多くのグループからの貢献を含めた努力の結実である。 規定レビューは大変有意義で,その際の多くのコメントは,この規定の定義を助けた。
公開レビューに協力したすべての人にも感謝する。そのおかげで,この規定が改善された。
5.〜7.は,セションBeansを定義する。5.では,クライアントビューを,6.では,セションBean部品契約を,7.では, セションBeanのシナリオを例にあげてその概要を示す。
8.〜10.は,実体Beansを定義する。クライアントビュー,部品契約及び例となるシナリオを,それぞれ示す。
11.〜15.は,トランザクション,例外,分散,セキュリティ及びパッケージをエンタプライズJavaBeansの文脈の中で個々に示す。
16.及び17.では,エンタプライズBean提供者の責任及びコンテナ提供者の責任を要約する。
18.では,エンタプライズJavaBeans APIを示す。
19.では,関連文書を示し, 附属書Cでは, エンタプライズJavaBeans規定の変更履歴を示す。